三笠フーズ財務担当氏の屈託ない情報操作

mikasafoodsNHKNHKオンライン 去年11月から先月にかけて18回ほどにわけて出荷した中国産のもち米のうち、農薬の検査を行ったのは多くても10回程度にとどまることが、三笠フーズ財務担当者の説明でわかりました。出荷量は1回につき20トン程度で、検査する場合にはこのうち1キロのコメを取り出し検査会社に送っていたということです。これについて、三笠フーズ財務担当者は「検査記録をあらためて調べた結果、確認されたもので、農薬の濃度が基準内であれば生産地や生産時期が同じコメは安全だと判断したのだと思う。とりあえずやっておこうという気休め程度の検査なので、申し訳ない」と話しています。
事故米流通事件で、その屈託のない仰天会見ぶりで異彩を放っているのが、この三笠フーズの財務担当氏。
同社の財務担当者は「検査は気休め程度だった」と話しており、ずさんな実態が浮かび上がった。(中国新聞)
三笠フーズ」(大阪市北区)が、農薬のメタミドホスに汚染されたもち米を1年から1年半保管した上で出荷していたことが10日、分かった。
財務担当者は「農薬が自然に消滅するのを待てば、加工費用がかからなかった」と証言。農薬濃度を下げるのが狙いだったと認めている。計画的な不正転売の実態がまた一つ明らかになった。
(FujiSankeiBusiness)
財務担当者によると、詰め替えられたのは、農薬メタミドホスに汚染されたもち米。政府から約30キロ入りの袋で購入し、福岡県の九州事業所で1トン入りの袋に詰め替える作業をしていたという。(47news)
財務担当者はまた、帳簿上、約350トン売ったことになっている佐賀県の工業用のり加工会社について「実在するが、三笠フーズが名前を勝手に利用したとみられる」と話した。会社名などは明らかにしなかった。(日刊スポーツ)
こうやってみると、、何かこの財務担当者がこの事件の情報を差配しているようで、浪花漫才風のオチャラケ顔の割りに立派にメディアコントロールしている風情で感心する。一体この人、開き直っているのか、メディアコントロールを楽しんでいるのか、壊れちゃっているのか、いずれにせよなかなかの役者だ。今後ももっと頑張って公表してほしい。
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