田母神俊雄氏のヤフー調査突然終了
【田母神氏招致・詳報】(8)「yahooでは…58%が私を支持している」(産経) 58%という数字は午前9時段階だそうだが、この数字、参考人招致が終わってもヤフー調査は59%という高数値を維持して終わった。本来なら14日まで投票が受け付けられる予定だったが、高支持率維持の影響か突然午後8時過ぎに終了してしまった。
これは参考人招致後も、またそれに伴いこのヤフー調査の注目度が増しても国民の意見は変わらなかったことが都合が悪いということで圧力でもあったのかと推測する。こういうネット調査は組織票で操作されることもあるが、注目度が増しても数字が変わらなかったということは、相対的に信頼性がビフォーよりもアフターで高まったとは言える。アフターで投票参加者が多くなれば、それだけ組織票による操作が難しくなると考えられる。
実際、参考人招致自体、質問内容はつまらないものばかりで、影響を与える内容でなかった。というか異端審問の趣さえあった。浜田靖一防衛相がお目付け役にさせ、「独演会」封じのために普段行われるはずのテレビ生中継を行わなかった。普通ならこんなことしたら、NHK以外のマスメディアや野党は「なぜ中継せぬ」と大騒ぎになるはずだが今回はお咎めなし。まさに国民の知る権利が侵されたというのに。招致された田母神氏もさぞ退屈だったに相違ない。ましてや、ヤフーの調査までもが投票受付を終了してしまうのだから田母神氏の言うごとく「どこかの国と一緒」で自衛官はおろか一般国民も言論の自由が実質的に封じられているに等しい。
しかし、もうこんな茶番劇をしても国民のメディアリテラシーが高まって反応しなくなった。59%という数字は実質田母神氏の勝利だろう。「文民統制の喜劇」を克服するための大きな一歩ではある。
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