20世紀少年＜第2章＞ 最後の希望

公式サイト。堤幸彦監督、豊川悦司、常盤貴子、平愛梨、香川照之、ユースケ・サンタマリア、藤木直人、石塚英彦、宇梶剛士、小日向文世、佐々木蔵之介、 森山未來、古田新太、小池栄子、唐沢寿明、黒木瞳。昨年公開の「20世紀少年 第1章」の続編。正直、続編は苦手だ。大抵は初編よりテンション下がる。実際、テンション下がった。
2015年、もう近未来とさえ言えない現実感のある将来なのだけれど、あの海ボタルの監獄と前回の進歩と調和の「太陽の塔」が近接しているのは、それなりに理解できても、まだオウムの影を引き摺っている。なんとかランドってサティアンを思わせるし、それからローマ法王をチベット仏教のダライ・ラマに変えればやはりオウムだ。ローマ法王庁に限らず、色々な世界の組織から尊敬されていますという設定は某宗教団体の会長様とよく似ていて、似ているから余計にインパクトがない。全てデジャブな感じなのだ。
キリストの再臨なんて馬鹿馬鹿しくなる。もう「ともだち」が誰なのかさえどうでもいい気分になる。最後の続編が出る予定というが、多分観る気起きないだろう。堤幸彦監督の作品は敬遠したい気分がいや増した。
トリビア的にはなぜか、女子スピードスケート五輪銅メダリストの岡崎朋美選手が女優に転進して大活躍している。運動能力を買われたのだろうか。それから教会に集まった群衆に阿部寛らしき人が紛れ込んでいたように思えたが気のせいだろうか。エンドロール見ても書かれていなかったが。
Clickで救えるblogがある⇒