ぜんぶ、フィデルのせい

公式サイト(注:これは映画レビューじゃないです)
日本決勝T、岩隈−杉内で完封/WBC(日刊スポーツ) 小笠原の中堅への大飛球をキューバのセスペデス中堅手が落球し2点を先制。
もし、これがなかったら。キューバフィデル・カストロの影響力低下が一番大きい。そこが昔と違う点だ。
WBCキューバ関係者が亡命…チームを離脱(サンスポ) 第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で米国を訪問中のキューバ代表チームに同行しているテレビ技術者の男性(31)が政治亡命を求めるため、チームを離脱したと伝えた。
WBC:カストロ前議長「日本は精密だが…」と選手を激励 15日のキューバの敗戦は「ベンチの采配ミス」と指摘した。18日の対戦に向けて「我々には強力な打線がある。前回の日本戦のように、どんな球でも打ちにいくようではいけない」とアドバイスし、投手陣の制球が定まらなければ、すぐに交代が必要とした。前回優勝の日本、北京五輪金メダルの韓国、前回WBC北京五輪で準優勝だったキューバが2次ラウンドで同じ組になったのは、「互いがつぶし合うために一緒にされた」と主張した。
ま、こういう状態だから、偉い人からはまだ指示は出るは、亡命者は止まらないはで、一つきっかけがあれば総崩れになる状態寸前だったに違いない。
あのミスがきっかけになって、キャッチャーも途中でキレてしまってベンチに帰っても延々とがなりたてていた。もうキューバ革命軍的規律・団結心がなくなり、収拾不能に陥ったのだから、反撃するどころじゃなかったのだろう。フィデル・カストロの影響力がなくなり、「ぜんぶ、フィデルのせい」状態になった。昔なら考えられない。
今年はキューバ革命50周年なのだけれど、世界一のキューバ野球はフィデルとともに去りぬ、だろう。
Clickで救えるblogがある⇒人気blogランキングにほんブログ村 ニュースブログへ