日本、15安打で5点の拙攻も韓国に辛勝WBC2連覇

日本連覇、イチローV打/WBC(日刊スポーツ)
本当はもっと楽勝だったのに腹立つ原辰徳監督采配でもう少しで台無しにするところだった。1回の中島にバントさせたことが全てだった。
韓国はこれで随分助かったと思った筈だ。一番怖い右打者の中島がわざわざイチローを二塁に進めるだけでアウトになってくれたのだから。
4番の城島健司までバントさせられ、城島はすっかり調子崩してしまった。これはアテネ五輪症候群とも言うべき課題だろう。それでも今日の試合で優勝できたのは、まがりなりにも15安打して拙攻を補えただけだろう。
一番アグレッシブにならなければならない時にいつも守りの攻めするからいつも最小限しか得点できない。実際日本は今大会9試合で計92安打と平均10安打しながら50得点、一試合5.6点しか取れなかった。1点あげるのに1.8安打を要した。まともに効率よく打てたのは最初の中国戦と韓国戦ぐらいなものだ。韓国は65安打で53得点、1点あげるのに要した安打は1.2安打。つなぎの野球のはずの日本が実は最も非効率な得点しかできなかったことになる。やはり「つなぎ」というこだわりで攻撃が消極的になった弊害が出た。ホームランが少なかったことも一因だけれど、そもそも長打打つ意志そのものが欠けていた。
これで日韓戦は3勝2敗、総合得点で28―12のダブルスコアで圧勝。総合得点が実力差で、実力差がある割にびびったベンチのせいであわや「世界一」を持っていかれるところだった。
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