小沢一郎民主党代表辞任、党首討論はフェイントだったのか

小沢代表:辞意表明「党の団結強め、挙党一致より強固に」(毎日)

この時期に辞任を表明した理由については「連休中、熟慮し、決断した」と説明。後任を決める党代表選については「09年度補正予算案の衆院での審議が終わるのを待ったうえで速やかに実施していただきたい」と語った。

この「連休中」って、普通に解釈すれば「ゴールデンウィーク期間中」だろう。そうでなければ、「熟慮」という言葉と平仄が合わない。だとしたら、党首討論は最初からやるつもりなかったんだろうか。
5カ月半ぶりに麻生VS小沢 党首討論を13日に実施へ 2009.5.7 21:33(産経)

与野党は7日、麻生太郎首相と民主党小沢一郎代表の党首討論を13日に開くことで合意した。8日の参院国家基本政策委員会で正式に決定する。
麻生首相と小沢氏の党首討論は昨年11月以来5カ月半ぶりで、今国会では初めてとなる。
民主党自民党の開催要求を拒んできたが、5月1日に13日開催を自民党に提案していた。

つまり、民主党はGW中の5月1日に党首会談に応じると回答し、7日に合意したわけだ。普通に考えれば、7日とはGWの連休明けの日、まさにその日に合意したというのに「連休中、熟慮し、決断した」って、一体どのあたりの「連休中」なのだろうか。普通に考えれば、連休中に辞意を決意した後に党首討論に合意したと解釈するしかない。ということは、最初から党首討論に臨むつもりもなく、党首討論に合意したわけだ。
まさか9日、10日の土日のことでも言っているのだろうか。まあ、ゴールデンウィークを大きく解釈すれば、9、10日も含まれなくもないが、それじゃ「熟慮」に説得力がなくなる。普通なら「先週末」と言うべきだ。
それから12日にプーチン首相と会談する予定だった。

民主党の小沢代表は、5月に来日するロシアのプーチン首相と同月12日に会談する。同党幹部が明らかにした。

(4月23日付け朝日)
ドタキャンですか。辞意は勝手だけれど、この人の場合、相手との約束は関係ないらしい。まあ、この人の肝心な場面でのドタキャンは昔からあったような気がするけれど。
【小沢辞任】民主党の渡部恒三最高顧問「賢い判断」(産経)

民主党渡部恒三最高顧問は11日、小沢一郎代表が複数の党幹部に辞意を伝えたことについて、「賢い、勇気ある、素晴らしい判断だ」と述べた。

耄碌した人が何か言っているようだけれど、物凄くイメージ悪い。やはり辞めた方がよかったのかもしれない。
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