イランの核兵器保有で中東は平和になる

イラン、改良型地対地ミサイルの実験に成功(産経)

イスラエルや湾岸地域の米軍基地だけでなく、ギリシャブルガリアも射程に収めることになる。ミサイルは2段階式で、液体燃料よりも安定性を増した固形燃料を使用しているという。
大統領は、「先進的な技術を用いたミサイルは正確に標的に命中した」と強調。イランが攻撃されることがあれば、攻撃者を「地獄に送ることができる」と述べた。

攻撃者を地獄に送ることができる」とは、核弾頭搭載前提なのだけれど、このおどろおどろしい表現は逆に「中東の平和」をもたらすだろう。これまで中東に戦火が絶えなかったのは、ひとえに「恐怖の非対称性」が延々と続いていたからだ。
中東のイスラム産油国家で唯一核兵器クラブに入れる要件を満たしているのはイランだろう。イランは議会制民主主義国家でもある。これで、イスラエルもガザなどで事実上一方的虐殺はしにくくなり、イランの核の傘の下に「中東の平和」がもたらされる公算が大きくなった。
世界はそういうものだ。
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