民主党圧勝で円高になるか円安になるか

最近の為替レートでは民主圧勝を先取りしたかのようにジリジリ円高が続き、週末は1ドル=93円台。
選挙明けの週はどうなることやらだけれど、「予想で買い、事実で売る」という相場格言からすれば、円安の揺り戻しが来るかもしれない。けれど、ここまで民主党が勝つことを織り込んでいたかどうか。
民主党シンパと言われるミスター円榊原英資氏が円高に適応する経済を唱えているし、民主党自身が自民党の超低金利政策を批判し、利上げで個人に入る利息を増やそうという意見が多かったので、出口戦略に積極的になるだろうことは予想される。
そうすると円は1ドル=90円を突破して再び80円台に突入するかもしれない。原油先物も70ドル台に高止まりしているので、経済バランスとしては1ドル=80円台に耐える経済運営は想定しなければならないかもしれない。とりあえず今そこにある危機である新型インフルエンザ対応などの医療・介護関連の内需拡大が構想されるのではないか。鳩山由紀夫代表も新型インフルエンザについて「現政権とスムーズに引き継がねばならない」とインタビューで強調していた。
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