ブラジルを怒らせて一番困るのは日本の産業界

Rio to send formal note of complaint(AP)

The Rio committee said in a statement they were "surprised by the disappointing behavior" of Ishihara and would send a formal note to the IOC.

Ishihara said Brazilian President Luiz Inacio Lula da Silva, who lobbied the IOC in person in Copenhagen, made "daring promises" to African people and that French President Nicolas Sarkozy promised to support Rio's bid if Brazil bought French-made fighter jets.
"I don't know how relevant these promises were but they seem to be in violation of IOC rules," Ishihara said at news conference Sunday. "This is part of the discomfort I have with the bid process."

石原慎太郎氏はブラジルのルラ大統領がロビー活動を行い、アフリカ諸国に大胆な約束をしたり、サルコジ仏大統領にフランス製戦闘機をブラジルが購入する条件でリオ支持を取り付けたなどと話した。
これで一番困った思いをしているのは日本の産業界だろう。ブラジルは日本方式の地上波デジタルを採用した国で、リオ五輪で地デジ普及が期待されていて、日本の地デジメーカーにとっては神風が吹いたようなものだ。
また前原誠司国土交通相は鳩山首相に対し、IOC総会出席に際して、オバマ米大統領やブラジルのルラ大統領と会う場合には、日本の新幹線技術を売り込んで欲しいと要請していた。リオ五輪に合わせ計画されているリオデジャネイロ―サンパウロ間の新幹線に日本の新幹線を売り込む絶好のチャンス。
折り悪くも空気読めない石原知事のためにブラジルにへそを曲げられたら折角のリオ特需の腰を折られる懸念がある。返す返すも老害な知事なのだ。
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