新型インフルエンザワクチン接種、医療関係者自ら実験台を兼ねている?

新型インフル、ワクチン接種開始 医療従事者まず100万人に(47NEWS)

新型インフルエンザワクチンの接種が19日、医療従事者を対象に全国各地で始まった。医療従事者は、ワクチンの供給量に限りがあるとして政府が設定した優先接種対象の順位1位。主に新型インフルエンザ患者の診療にかかわる医師や看護師らで、約100万人を対象に国産ワクチンを接種する。

本来的に言えば、最優先は重症化の恐れが高い基礎疾患を持っている人や妊婦のはずだが、恐らくまず医療従事者自ら接種して実験台になろうということなんだろう。医師がやられたら治療する者がいない、というのもその通りだけれど、それだけでは重症化リスク後回しという理由としては根拠がイマイチ薄弱だ。それだけなら季節性インフルエンザの接種だって、供給量の多寡はともかく医療従事者優先ということになるが、そういう話は聞かない。
しかし、何せ初めてのことなのだから医療従事者がまず実験台になってデータを集め、確認してから重症化リスクの高い人が接種するというのは、それで諒とすべきなんだろう。
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