“左遷”をウリにする売れっ子厚生労働官僚

朝のフジテレビ報道2001を見ていたら長妻昭厚生労働相が生出演。けれど、その前に最近メディア露出が激しい厚生労働省医系技官の木村盛世氏がビデオ出演していて「(長妻氏とは)一緒にやりたくない」と堂々と言い放っていた。この人、今週始めのトーク番組では「血の果てまで飛ばされた左遷組」などと自慢していたが、言うこととは逆に要領良さそうだし、空気読むのにも敏感そうだし、どう見ても左遷されそうな人に見えない。そもそも世が世なら、こんな技官、東京のキー局に出られないよう文字通り血の果てへ左遷なのだろうが、そうはならない。
彼女が出版した本「厚生労働省崩壊」というのもタイトルだけ見れば上杉隆氏のパクリで、タイトルだけで敬遠したくなりそうだ。タイトルは出版社が付けたのだろうが、それを容認した木村氏なのだから、この人の本質的器量というものが大体見えてくる。テレビで喋っている専門の医療の話も平凡でつまらないことばかりだ。
恐らく彼女の自称左遷というのは、官僚側のマスコミ向け戦略なのだろう。実態は「マスコミ出向」人事なのだろう。政治家のメディア露出はもう珍しくもないが、これからのトレンドは彼女のような現役官僚のメディア露出なのだろう。いわばこうしらタレント官僚を増やし、スポークスマン(ウーマン)として世論操作に利用する算段が透けて見える。大体、現役大臣を露骨に批判するのは、橋下徹大阪府政のパクリにさえ見える。なんだかんだ言ってもパクリしかできない官吏にすぎないのだ。長妻大臣もそろそろ仏の顔も三度までで、雷でも落とさないと、この女も図に乗ってますます増長するだけだろう。
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