プラハ演説+ノーベル平和賞演説=イラン制裁

Barack Obama ready for Iran sanctions

Ten months after US President Barack Obama set a year-end deadline for Iran to engage with world powers on its nuclear program, the government in Tehran has failed to respond.
The Obama administration now wants to carefully target sanctions at the regime - both to avoid alienating the Iranian public and to keep the door ajar to a resolution of the struggle over Iran's nuclear program, US officials told The Washington Post.

オバマ米大統領:核なき世界急げ 軍縮構想にNGO提言(毎日)

イランや北朝鮮が核政策を変える可能性は低い。しかし、私たちが減らす努力をすれば国際社会が団結でき、イランや北朝鮮の計画を止めることができる。
 −−どう核廃絶を実現するのか。
 米国の指導力次第だ。米国だけがこの問題をリードできる。米露が今年、第1次戦略兵器削減条約の後継条約を締結し、13年までにさらに多くを削減する条約を結ぶ。14年ごろから協議を中仏インドなど他の保有国に拡大し、国際社会が協力し(イランなどの)新しい核開発プログラムを中止させる。20〜25年には世界の核弾頭を現在の2万3000発から約1000発にできるはずだ。
 −−オバマ大統領の指導力はどうか。
 政権内の多くのスタッフと話して感じるのは、大統領自身が核軍縮に真剣に取り組もうとしていることだ。
 −−大統領は核兵器を使用した唯一の国として、行動する「道義的責任」に言及した。
 ナチス・ドイツの降伏により原爆投下の必要はなくなった。米国民の多くは米兵の命を救うために必要だったと考えているが、神話であり、原爆投下は間違っていた。

社説:視点 ’09仕分けます オバマ政権 中東和平を忘れずに=論説委員・布施広(毎日)

ところが12月10日の平和賞受賞演説では一転、「正しい戦争」論をぶち上げる。来年の中間選挙を考えても柔軟一辺倒ではもたない。米国の課題は、それこそ「仕分け」が必要なほど世界に山積している。最高司令官として戦争も辞さぬ強さを見せないと、と考えたのだろうか。

一連の流れを三段論法で解釈すると、核なき平和⇒核開発する国は悪⇒その国に戦争を仕掛けるのは「正しい戦争」
ということになる。
この論法、核兵器大量破壊兵器に置き換えれば、ブッシュ政権イラク戦争大義と同じになってしまう。イラン攻撃も同じ大義で行われるのだろうか。
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