国会もネットも揉め事でしか盛り上がらない

鳩山首相母の喚問へ「妥協せず」=自民党の谷垣総裁

自民党谷垣禎一総裁は13日、宮崎市で講演し、鳩山由紀夫首相が実母から資金提供を受けていた問題について「自民党はこの問題では妥協しない。徹底的に戦いたい」と述べ、実母ら関係者の喚問実現に最優先で取り組む方針を強調した。
 谷垣氏は「首相は証人喚問でも何でもして疑惑を晴らさなければならない」と指摘した。

首相本人の無心、「聞いていない」 鳩山邦夫氏

自民党鳩山邦夫総務相は13日、都内の個人事務所で記者会見し、兄である鳩山由紀夫首相が母親に資金提供を求めたことを示唆したとも受けとれる自らの12日の発言について「兄が母に金を無心したとは聞いていないし、私も全く知らない」と述べ、首相自身が資金を要請したかどうかは不明との認識を示した。
 邦夫氏は12日に「1年半か2年前に母と電話で『お兄さんは子分を養うためにお金がいるようだ』という話をした」と記者団に明らかにした。この話を事前に聞いていた与謝野馨財務相が12日の衆院予算委員会鳩山首相を追及した。

なんと言っても人の悪口をして罵倒するのが一番盛り上がるという点で国会もネットも2ちゃんねるも大差ない。国会のワイドショー化なんて古い。国会の炎上化、国会の燃料注入化、国会の煽り化、というよりも、元々ネットの様々な現象も国会は昔からとうにやっていたというのが実際なんだろうけれど。
しかし、分別臭そうな政治家が、世に下らぬ愚にもつかないことを質問し、「徹底的に戦いたい」とか生真面目に発言しているのを見るにつけ、「煽りだ」「煽りは放置ということで」とかのような不規則発言しているところを見ると、やっぱり元祖ではあってもネットの逆照射的影響を受けているようではある。
それをまた税金を使ってやっているのだからネット以上の自覚のなさだ。というか、彼らはそれ以外の能力なくしたというか、それだけが楽しみな人々になってしまったのかもしれない。ネットでは少なくとも暇つぶし的感覚がある人々によって行われているのだろうけれど、国会の人々はもうそれ以外生き甲斐のある仕事がないという風情だ。彼らの労働生産性はマイナスだろう。
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