亀井静香という寄生虫に乗っ取られた民主という宿主

大塚金融副大臣「亀井大臣はプロセス踏んでいる」 郵政改革案‎(日経)

大塚耕平金融担当副大臣は26日、テレビ朝日の番組に出演し、亀井静香郵政担当相などが発表した郵政改革案に閣僚から異論が相次いでいることについて「亀井大臣はプロセスを踏んでいる。総理に説明しに行っており、手続きはちゃんとしている」との考えを示した。

このテレビを生で見ていたので、より詳細に言うと、「2005年の選挙の時は郵貯の預入限度額を700万円、さらには500万円にすると公約していたではないか」というコメンテーターの質問に大塚副大臣は「その後、昨年の選挙では民主党は見直すと言ってきました。5年前のことを持ち出されても・・・」と言い訳していた。
しかし、これはおかしい。昨年の選挙での郵政見直しはあくまでそれまでの自民党の郵政改革を見直すという意味であって、5年前の民主党の郵政改革に関する選挙公約を見直すことではなかった
もし、後者の意味なら、なぜ民主党自身の郵政改革を見直したかを説明しなければならないのだが、そんなことは何も言わずにスタジオを後にしてしまった。ちっとも「プロセスを踏んでいる」ことにはならないのだ。本当は、「想定していたより国債を増やさざるを得ないので受け皿を作るしかなかった」と言いたかったのかもしれないが、それを言うと、今後の公益法人などの事業仕分けの失敗を予め想定しているように思われて言えないのだろう。
今回の郵政見直しは2005年当時の自民党の郵政改革反対派の見直しであって民主党本来の見直しではない。言い換えれば、鳩山政権の中に自民党守旧派寄生虫のごとく宿主に寄生し、栄養を吸い取られているに等しい。亀井静香はまさに鳩山政権の寄生虫なのだ。
実は亀井静香に限らず、小沢一郎も、鳩山由紀夫すらも寄生虫なのだ。食い潰し方が違うだけの話。この3人を駆除できない限り、民主党は立ち枯れてしまう。
次善の緊急策としては、いくら同じ自民党亜流でも国民新党を切って、みんなの党と連立組む以外ないのではないか。そうすれば、
自由民主党民主自由党自由党×2+民主党×2
という因数分解的政界再編のきっかけになるだろう。
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