北極の海氷、春が来ても増加

強風で首都圏JRが運休 6万4700人に影響(47NEWS)

気象庁によると、日本海に前線を伴う低気圧がある影響で関東地方に強い南風が吹き込み、千葉県内に暴風波浪警報が出ていた。

日本でも異常に暖かくなったり、異常に寒くなったり、気候のボラティティが大きくなっているが、アメリカでも the worst flooding in 200 years(200年で最悪の洪水)が北東部を襲ったばかり。一方で北極海の氷も通常3月の前半に面積のピークを打つのに今季は3月末現在、3月末に最大の面積14,407,344 km2を記録し、異常にピークが遅くなっている。(参照)
4月1日は減少に転じているので、恐らく3月31日が今年の最大面積になりそうだ。近年では最も遅い最大化になる。3月31日で比べれば、記録のある2003年以降の中で最大面積を記録した2003年3月31日の14,428,281にわずかに及ばないだけだ。年の最高記録では4位。
130万km2以上の日数は4月1日までで74日間なので、最大記録が遅い割には多くない。今年の北極は1月、2月が異常に気温が高く、海氷の発達が遅れていた分、遅れて発達したようだ。今月は急速に解けると思われるので、3年連続100日以上の記録更新は微妙だ。

最大面積記録日  km2  130万km2以上の日数
2010年3月31日 14,407,344     74日(仮)※確定105日(5/2)
2009年3月 5日 14,412,813    112日
2008年3月 9日 14,516,875    100日
2007年3月10日 13,945,625     86日
2006年3月11日 13,782,344     77日
2005年3月 6日 14,098,906     91日
2004年3月10日 14,360,313     96日
2003年3月21日 14,844,063    114日

ところで、この海氷面積は実は海面全てが氷で覆っている状態ではなく、

The sea-ice extent is calculated as the areal sum of sea ice covering the ocean where sea-ice concentration (SIC) exceeds 15%.

で、海氷が海面の15%以上の面積で、正確には「海氷範囲」ということになる。従って、
北極の氷 (簡単なメモ)武田邦彦

図の解説は音声で行っていますが、簡単に言えば、北極の氷は北極海にびっしり氷が張った状態で、「ホッキョクグマがおぼれる」などという奇妙なNHK報道とはかけ離れていることを言っています。

というように白いところがびっしり氷が張った状態だというのは間違い。衛星データから作成しているので氷の上に水が貯まると氷が張っていないと誤認する場合があるので15%超にならないとカウントしないそうだ。
つまり白い個所は15%〜100%海氷が海面を覆っている範囲で、必ずしも「びっしり氷が張った状態」ではない。
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