組閣前の菅内閣支持率ってふざけ過ぎてないか

菅新内閣の支持率は58.7% ANN世論調査

調査は5日と6日に行いました。菅新内閣の支持率は58.7%で、先月の調査の鳩山内閣の支持率20.5%に比べて38.2ポイント急上昇しました。官房長官に仙谷国家戦略担当大臣、党の幹事長に枝野行政刷新担当大臣を充てるなど、いわゆる「脱小沢人事」を進めていることが評価されているものとみられます。また、政党支持率は、民主党が40.9%と先月に比べて16.5ポイント上昇する一方、自民党は24.6%と4.1ポイント減らしました。そのほかの政党は、公明党3.6%、共産党3.4%、社民党1.6%、国民新党0.2%、みんなの党2.9%、新党改革0.4%、たちあがれ日本0.2%となっています。

この世論調査、完全にフライング。まだ正式に組閣していない菅直人内閣の支持率って一体何なんだ。流れている組閣人事も新聞辞令、テレビ辞令のマスコミ辞令。まだ国民にじっくり考える暇も与えず、これで世論を聞くのだから、
ANNは完全に国民をなめきっている。
完全に国民をなめきっている」というのはテレビのコメンテーターが政治を批判する時の常套句なのだけれど、実際に「完全に国民をなめきっている」のは、テレビだということになる。
他のメディアの世論調査を見ると、
毎日新聞世論調査:「菅首相に期待」63% 民主支持、28%に回復と、「期待」という言葉を選び、
菅新首相に期待57% 共同通信調査

内閣発足前で単純比較はできないが、

のように「正式」でないことを断っているところもある。
同じテレビでも、
NNN:緊急世論調査、菅新首相の支持率62.4%のように菅新首相限定支持率と、それなりに節度を保っている。
しかし、ANNはこういった最低限の節度さえない。
普通に考えれば、今週の土日だろ。視聴率至上主義のために政治以上にテレビに節度がないから、それに合わせて政治はますます節度がなくなる。こういうのをポジティブ・フィードバックという。
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