参議院は衆議院落選組のセーフティネット
「参議院は衆議院のカーボンコピー」などと言う表現はとっくに古いような。
片山さつき、佐藤ゆかり、猪口邦子、小坂憲次、木村義雄、中野正志、渡辺具能、平田耕一、松浪健四郎、安井潤一郎(以上自民)はみんな昨年の衆院選の負け組もしくは公認漏れ。有田芳生(民主)、水野賢一(みんな)もそう。たとえ落選しても短期で復活できる特に有名人は強い。地片山さつきなどは「地獄を見ました」などと言っているそうだが、地獄が聞いて呆れるぐらい党内で優遇されている元財務官僚だ。
衆議院から参議院に鞍替えするのはいいけれど、少なくとも落選も民意であり、現在の衆議院が解散するならまだしも、解散していない限り「民意は落選」は今も有効なはず。こうも参議院に乗り換えるのは実は民意に反していないか。ましてや小沢一郎印のように去年衆議院に当選して参議院に立候補なんて反則もいいところ。
少なくとも、衆議院が解散しない限り、その間に他の国政選挙に出馬することを禁止しないと何のための選挙か分からんのだよ。
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