トヨタは米運輸省から天下りを受け入れるべき

トヨタ問題は政治的ヒステリー 米紙が議会を批判(47NEWS)

【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポストは9日付の社説で、トヨタ自動車の急加速問題をめぐり米運輸省が8日に「電子制御システムに欠陥はなかった」との最終報告書をまとめたことについて、徹底調査を訴えた米議会による「トヨタたたき」は「政治的に引き起こされたヒステリーだった」と批判した。
同紙は、議会の公聴会は「本質を探るより、ニュースの見出しになることを狙っていた」と苦言。経営陣を鋭く追及するのは当然だが、自制や大局観を欠いていたため、真相解明につながらなかったと指摘した。
報告書が「急加速はブレーキとアクセルを踏み誤った可能性が最も高い」とした点については、「世論の袋だたきに遭うため、経営陣に顧客批判は不可能だった」とトヨタに同情した。
米議会は、トヨタ車の急加速は電子制御システムに問題がある可能性があると主張。報告書は、電子系統に欠陥はないとするトヨタ側の主張をほぼ全面的に認めた。

ヒステリーじゃないだろう。彼らは計算ずくで最初からキャンペーンを奨励していたのだから。
むしろ、ヒステリーを起こしていたのは、日本のネットメディアで、
トヨタに見るムラ社会の頑迷さ

愛社精神だのチームワークだの言われているものの正体は、
経営的な手法でも何でもなくて、 ムラ社会の副産物の一つにすぎない。

とか、トヨタ文化の強みが弱点になる日

結論から書くと、外から見た私の仮説は、トヨタ文化の根本の強みが、グローバルに通じず、弱みになってるんじゃないか、ということ。
「言わなくても分かる」「伝えなくても、Whyを7回皆が考えて解決する」という文化は、日本で経営し、生産する上では強みだった。
しかし、その文化に支えられて成り立っていた仕組みが、日本以外の他の文化では通じない。

とかおよそ見当はずれな議論のための議論に現をぬかす人々がいた。こういう日本文化論だと確かに分かりやすく、自虐的な分受けるんだろう。
そもそも、簡単に言えば、ビッグ3救済の犠牲にされたのだが、自虐ついでにトヨタアメリカの運輸省から役員を受け入れたらどうか。アメリカ政府も本質は政官民一体の利益共同体なのだから、本質的には中国政府と変わらないことをしている。それを予防するには日本文化の天下り受け入れだろう。
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