勝間和代さんの謎の「お詫び」

勝間和代公式ブログ: 私的なことがらを記録しよう!!:Real Japanに「原発事故に関する宣伝責任へのお詫びと、東京電力及び国への公開提案の開示」を掲載しました
具体的には↓なんだけれど、
原発事故に関する宣伝責任へのお詫びと、東京電力及び国への公開提案の開示
で、一体何に対するお詫びなのか読んだだけではさっぱり分からない。
お詫びするんなら自分が、いつ、どこでどんなこと言って、その発言に対し、どうお詫びするのかを必要最低限説明しなければならない。どこをひっくり返してもそんなこと何も書かれてないから、お詫びの体をなしてない。
多分、先月の朝まで生テレビでの発言だろうとは思うのだけれど、私も一応録画で見ていたが、何もわざわざお詫びしなければならないような不穏当な発言していなかったと思う。
曰く「チェルノブイリは言われているほど死者が出てない」とか「放射線物質は実際以上に危険視されている」とか「死者が一人も出てないのにたくさんの死者を出した震災被害との報道のバランスが問題」とか、「自然界にも放射性物質が普通にあることも知られてない」とか、そんなこと言っていた。
少なくとも誰が見てもただちに明々白々な間違いはない。ただちに正しいとも言えないにしても。
あんな程度でわざわざお詫びしなければいけないのなら背後に相当の非難とか嫌がらせがあり、お詫びを書かなければ収拾しそうにない事態が彼女のみならず彼女の周辺に及んでいるのだなあと想像される。前々から嫉妬の対象になりやすい人でもあったから。
だとしたら、今回のお詫びは、背景に中国の文化大革命当時の吊るし上げみたいなものがあったとしか思えない。
なのに、この人↓ときたら、
切込隊長BLOG(ブログ) Lead‐off man's Blog:勝間和代女史が寝返った件(いい意味で)
ってどういう意味なんだろう。「いい意味で」って。「悪い意味」に決まっているだろうが。他のパネラーの人たちの方がよっぽどヒドイこと言っている。例えば片山さつきなんて「好きな時に好きなだけ電力が使えるのが一流国の条件」なんておバカなこと言っていたが、こっちの方がアホ過ぎてよっぽどムカツク。
中部電力原子力発電所をPRしてきたことなんて関係ないだろう。そんなこと言っていたら福島県出身の元巨人軍の中畑清さんなんて今でこそ福島でボランティアやっているみたいだけれど、この人も一頃は「日本の電力の4割は原発が支えています」と福島原発を郷土の誇りみたいと言わんばかりのこと言って東電のPRをしていた。
ネタ枯れだからといってアホみたいなこと書かんでくれ。
大体、勝間さんは経済評論家で、原発問題からすれば中畑清さんと同じとはただちに言えないがかなり同じレベルと考えていい。そう思われないのは、もっと別の要素が絡んでいるからだろう。なのになんでこんな吊るし上げされて言いたくもなさげなワケワカメな「お詫び」しなければいかんのか。そもそも「お詫び」されたって、「だから何」だ。
半強制的お詫びをしなければならないプロセスの方がもっと問題。
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