世界初の脂肪税

デンマークで“脂肪税”導入(NHK)

北欧のデンマークで、国民の健康を改善するためとして、飽和脂肪酸を一定の割合以上含むバターやチーズなどの食品に対して、「脂肪税」として課税する制度が今月から導入されました。
デンマークの「脂肪税」の課税対象になったのは、バターやチーズ、牛乳などの乳製品や肉類、食用油、それに加工食品など、飽和脂肪酸が2.3%以上含まれる食品で、飽和脂肪酸1キロ当たり、16クローネ(日本円にしておよそ220円)の税金がかかるということです。飽和脂肪酸は、多く摂取すると心臓疾患やガンなどを引き起こす原因になるとされていて、デンマーク政府は「脂肪税」を導入することで国民の健康を改善し、平均寿命を伸ばすのが目的だと説明しています。「脂肪税」は今月1日から導入され、デンマークの首都・コペンハーゲンのスーパーでは、値札が付け替えられたバターが陳列されていました。欧米のメディアは、「脂肪税」が導入されるのは世界で初めてだと伝えています。ヨーロッパでは、ハンガリーが先月、国民の健康改善と税収の増加を目的に、塩分の高いポテトチップスなどの特定の食品に対して課税する「ポテチ税」と呼ばれる税金制度を導入しています。

脂肪税による軽減税率

脂肪税を導入する二次効果として、食料自給率アップのほかに生活習慣病・成人病予防効果が考えられる。その意味でタバコ税や酒税と近いが、それ以上に生活密着型なので税収や福利にもたらす効果は大きいだろう。

まあ、そういうこと。去年自分の頭だけで書いたことが外国で実現する。が、肝心の日本ではさっぱり。どうせ、「日本では欧米ほど脂肪摂取が多くない」とかなんとか“できない理由”が用意されるんだろう。
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