最初から放射能隠ししていたのでは

【放射能漏れ】ショック隠せず「安全」の根拠揺るがすコメ基準値超え(産経)

農林水産省の幹部は16日夜、「国の検査がサンプル検査であった以上、基準値を上回るコメが出ることも全くゼロとはいえなかったが…」と肩を落とした。
農水省では田植え前に、土壌中の放射性セシウム濃度を調査。1キロ当たり5000ベクレルを越えた地域については作付け禁止を指示してきた。その後も「収穫前の予備調査」「収穫後の本調査」という具合に「編み目の細かい3段階の調査」(同省)を実施。同省内では「コメの基準値越えはまずない」との見方がされてきた。
基準値超えが確認された福島市大波地区周辺(旧小国村地域)では、9月16日の予備調査で136ベクレル、10月5日の本調査で33ベクレルと28ベクレルという結果が出ており、「安全」なはずだった。

専門家なら地形などを見てどのあたりに放射性物質が蓄積しやすいか大体目星はつくだろう。その専門家がサンプル検査すると、恣意が働きやすく、下手すれば真逆に蓄積しにくい場所で検査をすることも可能だ。
今回は農家の自主検査。
福島市大波地区のコメ、出荷停止を指示(毎日放送)

このコメは、農家が自主的にJAに検査を依頼したコメで、まだ市場には出回ってはいませんでした。 大波地区は、局所的に放射線量が高い「ホットスポット」がある地域です が、先月、福島県が行った検査では規制値を大幅に下回っていました。このため、福島県はすでに福島産のコメの「安全宣言」を出していました。つまり、福島県の検査をすり抜ける形で、今回、規制値を超えたコメが見つかったのです。

まあ、拙ブログでも、
風評被害予防原則

そもそもコメの放射能検査というのは当該の県が検査しているというのがおかしい。県が検査すれば、県内コメ農家を配慮して検査が甘くなる可能性がある。身内のことを身内が検査してもなかなか信用できるものではない。

と書いていたのだけれど、事実そうなったようだ。
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