事実上の弾道ミサイルに事実上の集団的自衛権行使

イージス艦が佐世保を出港 北朝鮮ミサイルに備え(朝日)

北朝鮮による事実上の長距離弾道ミサイルの発射に備え、海上自衛隊イージス艦が6日午前、佐世保基地長崎県佐世保市)を出港した。日本海東シナ海に展開して、ミサイルが落下する事態に備える。
出港したのは、佐世保基地イージス艦「こんごう」「ちょうかい」、京都・舞鶴基地の「みょうこう」。3隻は迎撃ミサイルSM3を搭載。遠距離から弾道ミサイルを探知し、大気圏外で打ち落とす能力がある。

イージス全艦が迎撃可能に 海自、北朝鮮対応強化へ(産経)

国防総省は10日、イージス艦の新たなミサイル防衛システムを、海上自衛隊イージス艦2隻に導入するため日本に売却すると議会に通知した。日本政府筋によると、これにより海自のイージス艦6隻全てが弾道ミサイルの迎撃能力を備え、北朝鮮のミサイルへの対応が強化される。

なぜか安倍晋三内閣が掲げる集団的自衛権を伴った国防軍格上げ論のための格好の事態になってきた。
今回は、「人工衛星」迎撃ではなく、モノホンのミサイル迎撃。ミサイルがどこに向かって飛ぶのか分からないが、今の北朝鮮の態度では日本よりもアメリカに撃つぞモード。グァムであろうがハワイであろうが、いずれにしても「日本本土に向かっているから迎撃してもかまわない」あるいは「日本に向かっていないようだから迎撃不可」なんて悠長なこと言ってられない。本当に放置してハワイにも着弾すれば第2のパールハーバーと言うか、逆パールハーバーになりかねない。
海自はミサイルが放たれれば、否が応でも迎撃行動に出ざるを得ないだろう。ひょっとして北朝鮮安倍内閣に協力するためにやっているのかとさえ思えて来るタイミングの良さだ。
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