借金の成長率4%では何をしても駄目だろう

政府総債務残高は10年前の2003年の845兆9170億円、2013年では1178兆2793億円。年平均で大体4%成長だ。
仮にアベノミクスが一時的に3%成長ほど達成したにしても、それ以上のペースで借金が成長しているので財政の安定性の指標とされる対GDP比債務残高も上がり続けることになる。消費増税したところで、増税分マイナス税収減を考慮すれば焼け石に水。そもそも10年間、3%成長し続けるなんてことはあり得ないのでもう駄目だろう。
思えば、借金の成長率は驚くほど安定成長を続けている。税収が増えたあのバブル期でさえ増え続けていた。唯一の例外は2007年なのだけれど、戦後最長の景気拡大期の末期に申し訳程度に減っただけ。成長戦略もバブル化戦略(アベノミクス)もいかに無力なのか思い知らされる。
はっきり言って、もう駄目でしょう。
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