原発事故と同じデング熱対応

デング熱感染 東京都、代々木公園に設置のバリケードを解除(FNN)

海外渡航歴がない3人が、国内でデング熱に感染したことを受け、3人が蚊にさされたとみられる東京・渋谷区の代々木公園で、蚊の駆除を行っていた東京都は、29日朝、駆除のために設置していたバリケードを解除した。

また田村厚労相は、蚊は広く移動するわけではないので、過剰にパニックを起こさないよう呼びかけた。

当時、言われていたのは蚊の行動範囲は50メートル。
それから数日後。
明治神宮でもデング熱感染か(NHK)

国内でおよそ70年ぶりに感染が確認されたデング熱に、札幌市に住む40歳代の女性も感染していたことが分かりました。
この女性は、8月、東京の代々木公園に隣接する明治神宮で蚊に刺されたということです。

代々木公園の感染場所から明治神宮まで800メートル。行動範囲は50メートルなのに、なんて向きもあったが、蚊がどこかに定住しているという話は聞いたことがない。普通に考えれば、800メートルくらい移動できるでしょうに。
どこか3.11の福島第一原発事故発生当時の報道を思い出す。放射能に対する過剰なまでの楽観報道を誘導する学者先生。そもそも田村厚労相の「過剰にパニックを起こさないよう」というのも、「パニックを起こさないためにSPEEDIの公表を控えた」とか言い訳していた。全く同じパターン。結果、蚊の移動は想定外にスピーディだった。
考えてみれば、そのような楽観は子供騙しみたいな理屈だった。
多分、寒くなって蚊が死んだらデング熱ウィルスも越冬できないというのも嘘だろう。そう思っておいた方が良い。
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