地球温暖化の今こそ必要な八紘一宇の精神

三原じゅん子氏「八紘一宇は大切な価値観」予算委で発言(朝日)

三原氏は、企業の国際的な課税回避の問題を取り上げる中で「八紘一宇の理念のもとに、世界が一つの家族のようにむつみあい、助け合えるような経済、税の仕組みを運用することを確認する崇高な政治的合意文書のようなものを、安倍総理こそが世界中に提案していくべきだと思う」と語った。

これに対し、三原じゅん子議員 予算委員会で「八紘一宇」発言。ネットで批判殺到なのだそうだ。
三原議員の話は恐らくトマ・ピケティのグローバル富裕税を意識したものだろうが、これを戦前の観念で切って捨てること自体ナンセンスだ。
世界はグローバル経済の中でドッタンバッタンしている状況で八紘一宇の言葉を引用するのは何も間違っていない。世界の隅々(八紘)まで否応なく、運命共同体になているのだからむしろ適切な表現だ。言葉狩りなどしている暇はない。
グローバル経済だけでなく、その裏側の側面としてのグローバル・ウォーミング(地球温暖化)でやがて人類存亡の危機になると言われている折り、むしろ戦前の思想から脱皮してこの言葉を使うのは歓迎すべき言葉なのだ。70年前以上のことより100年後の未来だ。租税回避問題だけでなく、「二酸化炭素排出の途上国へのアウトソーシング」と同根だ。
今こそ八紘一宇の新しい解釈を広めなければならない。
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