南極の海氷前年比で大幅減少

今年に入り、「南極の海氷5年ぶりに最小傾向」を示しているが、そろそろ年間最小になる季節。ここに来て、前年同時期で比べると、約100万㎢も減少した(グラフ)。
2月17日現在で263万㎢で、前年同日の362.5万㎢とほぼ100万㎢も小さくなっている。約27.6%の減少だ。これまで前年比100万㎢減少したのは1979年以来、2009年だけだ。どんどん乱高下が激しくなっている気配。
目下、1979年以降では、1997年、1993年、2011年、2006年、1984年に次いで過去6番目の小ささ。今年は南極では最小傾向、北極では年間最大値最小傾向だ。両極ともそろって海氷が最小傾向というのは意外と珍しいようだ。これまでの地球温暖化は、全般に南冷北熱傾向だったが、そろそろ南北格差も縮小に転ずるのかもしれない。
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