南極の海氷、今世紀3番目の最小値

(グラフ)今年に入り、「南極の海氷5年ぶりに最小傾向」になり、「南極の海氷前年比で大幅減少」していた南極の海氷は結局、その後2月19日に記録した260.3万㎢が今年の最小値と確定した模様だ。
昨年の最小値358.2万㎢(2月20日)よりも約4分の1、27.3%も減少したことになる。
1979年以降では、1997年、1993年、2011年、2006年、1984年に次いで過去6番目の小ささ。
今世紀に入ってからでは2011年、2006年に次いで3番目の小ささだ。なぜか最近では5年おきに小さくなっている。
(参照)ちなみに直近の1月をはじめ、近年の南極の気温はむしろ平年より低温だった→。
にもかかわらずこれだけ小さくなったのは海水温がモンスターエルニーニョの影響があって温かくなっているのかもしれない。1998年のエルニーニョでは1997年から2000年まで最小レベルを継続していた。
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