中国の再エネ爆上げ凄いことに

中国の再生可能エネルギー開発が大爆発しているようだ。
Solar power in China

Photovoltaics Capacity(MW)
2005 70
2010 800
2015 43,180

さらに、China to More Than Triple Solar Power Capacity in Five Yearsというから勢いが衰える気配がない。
Wind power in China

Capacity(MW)     Production(GWh)
2005 1,260     1,927
2010 31,100     44,622
2014 114,763     153,400

定格出力ベースで2014年は4年前の3.7倍、9年前では91倍だ。電力量ベースでは、それぞれ3.4倍、79.6倍だ。
日本の場合、
Solar power in Japan

定格出力ベース(MW)で
2005 1,422
2014 23,300
電力量ベース(GWh)で、
2012 6,632
2014 23,339

そもそも統計が不完全で比較しようもないのだが、定格出力ベースでは2014年は2005年に比べて16.4倍増えてはいる。2005年では中国の20倍だったが、2014年では中国の半分くらい。まあ、国土面積が違うから伸びようがないともいえるが。
それでも、まだましで、悲惨なのは風力発電
Wind power in Japan

2015年は5年前に比べて54倍、10年前となるとなんと617倍。

(MW)
2005 1,049
2010 2,475
2015 3,167

2015年には中国(2014年)の36分の1。まあ、同年では40分の1に増えていそう。結果、中国の電力の再エネ比率は既に24%で、もう日本の2030年の目標24〜26%にほぼ追いついた。この違いは国土面積でも全く説明できない。それにしても、日本の削減目標の野心的でない様は目を見張るばかり。
Clickで救えるblogがある⇒にほんブログ村 経済ブログへにほんブログ村 環境ブログ 環境学へ