北極の海氷、フリーフォールの可能性

(参照)
Arctic Sea Ice News& Analysis、技術的不具合で4月のデータ全て消去」されて1か月余り、とりあえず入った仮データによるグラフを見ると、北極海の海氷面積はどうやら完全にボリンジャーバンドから抜け落ちてポイント・オブ・ノー・リターン、フリーフォール状態に陥っている模様だ。今後とも北極海の気温が高止まりする以上、よほどのことがない限り、もう戻らないだろう。
もっとも、グラフの傾斜にはぐらかされている可能性もなくはない。昨年2015年も5月は±2の標準偏差の幅の下に抜け出したが、6月に入って戻っている。意外と今頃が踊り場になる可能性も捨てきれない。今年はどうなるか今後に注目だが、踊り場状態さえあっさり抜け落ちれば、2012年9月の観測史上最小記録更新も現実味を増すだろう。
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