北極の海氷面積、史上最速で1000万km2割れ

ADSによると、北極海の海氷面積は6月15日、999.36万km2で、1000万㎢を史上最速で割り込んだ。これまでの最速記録は年間最小を記録した2012年6月18日で、3日だけ速まった。ちなみに昨年は6月22日で1週間早い。
先月5月6日に「史上最速で1200万km2割れ」した時は、それまでの最速記録、昨年5月12日より6日速かったので昨年比では少し速まっている。しかし、史上最小の2012年と比べるとその差は縮まっている。2012年の1200万割れは2012年は5月21日だったので15日間の差があったので一気に3日間に縮まった格好。
今現在は言わば踊り場にある状況で、今後は2012年のラインと“競争”になるかも。2012年の場合、真夏に海氷を四散させる嵐が通り過ぎたため史上最小になったが、今年はそのような意外性の要素が起きない限り、史上最小を更新するのはありそうにないのではないか。
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