北極海の海氷体積史上3位に後退

(参照)
PIOMAS July 2016によると、北極海のPIOMAS(海氷体積)は先月まで観測史上最小状態で推移していたが、6月にそれほど溶けず、2016年7月現在、史上3位に後退した。2012年、2011年より大きくなり、2014年、2015年よりは小さくなっている。
海氷面積も6月が溶解速度が減っている。それでも2010年以前よりは小さくなっている。
そもそも海氷は5年ごとに劇的に減るという経験則のようなものがあるが、直近の最小は2012年なので“順当”に行けば今年ではなく来年思い切り小さくなる筈で、今年は予想された以上に減らないのはジンクス通りなのかもしれない。もっとも、これも一時休止で9月までにリサージェンスする可能性も否定しきれない。
Clickで救えるblogがある⇒にほんブログ村 経済ブログへにほんブログ村 環境ブログ 環境学へ