北極の海氷面積、再び史上2位レベルで減少中

ADSによると、北極海の海氷面積は8月28日、443.23万km2で、ここに来て融解が加速、2012年についで観測史上2番目のスピードで450万㎢を割り込んでいる。450万㎢割れは観測史上5回目で、いずれも2007年以降に記録されている。
500万㎢割れは9回だったので一段と少ないレベルに突入したことになる。減少期はあと半月ほど続くと思われるので、これまで2012年の一度しか記録してない400万㎢割れの可能性も視野に入って来た。
8月19日時点で、

8月に入って海氷は北極点中心部付近に大きく食い込む形で浸食されており、今後は減少スピードが減速しないまま減り続ける公算も出て来た。大きく割れると海氷が分散し易く海氷の岸にあたる長さが長くなる分、減少が早くなる。
そうなると、昨年の最小面積を下回るばかりか2007年の最小面積をも下回って史上2番目の最小面積を記録する可能性もある。ただ、それでも2012年の史上1位を破る可能性はなさそうだ。

と予測していたが、現実もほぼ予測をなぞっている感じだ。
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