12月のCO2濃度久しぶりに3ppm割れか


これまで10か月連続前年同月比3ppm以上を記録していたが12月は1月以来11カ月ぶりに3ppm割れになりそうだ。ようやく昨年から今年初めにかけてのモンスターエルニーニョ現象の影響から脱したようだ。既に海面気温もかなり落ち着いていたので、CO2濃度もようやく一息ついた感じだ。昨年12月のCO2濃度は401.85ppmだったので、3ppm超えには今月404.85ppm以上にならなければならないが、今月の20日までの平均ではとても上回れそうにない。週単位の比較でも今月になってからその差は3ppm未満だ。
1998年に記録した6か月記録は今回は10か月止まりが濃厚。結局、ピークは今年4月の4.14ppmが最大差だった。これを含め4ppm以上は6月の4.01ppmの2か月で終わった。
ただ、昨年12月自体、前年比3ppmと大幅増を記録しており、昨年12月がそもそも上がり過ぎていた反動の可能性も否定できない。今後とも2ppm台が続くかどうかは来年1月3ppm割れになるかどうかが判断材料になりそうだ。
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