北極の海氷体積、2016年はスパイラルで観測史上最小に

(参照)PIOMAS January 2017によると、北極海のPIOMAS(海氷体積)は12月末になっても過去最小状態のまま2016年を締めくくった。このままだとジンクス通り、2007年、2012年に続いて2017年も5年ごとの“大崩落”になるかもしれない。
しかも5年ごとに大幅に記録を更新していることだ。グラフを見ると2016年のラインは年初ではまだ2010年代のラインとほぼ同じ軌跡を辿っていたが、9月ごろから乖離し始め、乖離幅は年末で最大になっている。文字通りスパイラルで下げ続けている。
これがそのまま続けば、“5年ごとのジンクス”が再び現実化することになる。今度はもはやどこまでスパイラルの中心、“ゼロ”に近づくのかどうかが問題になって来る。
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