北極の海氷体積の年間最大値、昨年より1割以上縮小

(参照)
PIOMAS Arctic Sea Ice Volume Reanalysisによると、北極海のPIOMAS(海氷体積)は4月が過ぎて何とか2万㎦に達した模様だが、これまでの年間最大記録を大幅に下回って今年のピークを過ぎた模様だ。これまでの年間最大値の史上最小値だった昨年でも23万㎦近くあったのでたった1年で1割以上縮小したことになる。
海氷面積では、史上最小水準ではあるものの、目下史上3位か4位のレベルだ。これに対し体積ベースでは歴然として史上最小を驀進し続けている。見た目以上に海氷は縮小している。地球温暖化の9割は海洋が吸収するとされているから海面下で氷がスカスカ化するのは、冷静に考えれば当然だ。
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