南極の海氷面積、30年ぶりの遅いペースで1000万km2突破

(参照)
南極の海氷面積が5月28日、1007.4万㎢となり、1000万㎢を突破した。年初からずっと観測史上最少状態が続いていたが、4月に入って、ほとんど例外的と言えるほど海氷の回復ペースが遅かった1980年の記録をようやく上回り、今は1980年と1986年のペースと“デッドヒート”状態だ。
同年同月同日1096.1万㎢だったので約90万㎢減ったことになる。さらに一昨年のそれは1268.2万㎢だったので、250万㎢以上も縮減したことになる。約2割減だ。同じ海氷でも北極海の海氷とは違った動きを示してきたが、南北同時に減少傾向が加速しているのは実は珍しい。何か別のフェーズに入ったのかも。
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