7月の北極の海氷、気温低下で下げ渋り

北極海の海氷がここに来て下げ渋っている。一時は2012年以来の最小記録を更新しそうな勢いだったが、7月22日現在、524.2万㎢で、2012年、2007年、2016年、2011年に次いで史上5位に後退した。今年の記録更新はなさそうだ。
7月の北極の気温が予想外に低いためと思われる。(参照)
7月の世界平均気温、10か月ぶり観測史上最高」だったが、北極だけ例外的に低かった。例年、北極圏は気温偏差プラス1.0℃くらいで高かったが、今年の7月はマイナス1.0℃の偏差になっている。(参照)
恐らく、太平洋十年規模振動大西洋数十年規模振動などが影響しているのかもしれない。いずれにしても、長期的に海氷が減少する傾向には変わりないだろう。
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