南極の海氷、今年のMAXは2008年以来の低水準

ADSによると、南極の海氷面積はここに来て腰折れし、今年のMAXは2008年以来、最低になりそうだ。今年は8月29日に1850.4万㎢を記録してこれまでの最大値を付けたが、その後は下降に転じている。このまま8月29日の記録が今年のMAXになる可能性が濃くなった。
このMAXだと、2008年のMAX、9月4日の1826.5万㎢に次ぐ低さ。南極の海氷は21世紀に入って2001年、2002年と低かったが、北極の海氷が減り続ける傾向が顕著な割に減る傾向は見えなかった。このままでは今年は今世紀4番目の最小MAXとなり、今春の「南極の海氷、今世紀3番目の最小値」と並び、MAX、MINIMUM両方で最小レベルになることになる。
2008年は例外的に小さくなったが、それを除くと14年ぶりの低さと言えるかもしれない。特に2009年以降は一時MAX2000万㎢を超えるなどむしろ増えていた。今回の低いMAXが今後の流れを変えるかきっかけになるかどうか。
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