2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧
田中宇の国際ニュース解説:地球温暖化の国際政治学 かなりユニークな国際政治解説だとは思うけれど、もうちょっと基本というか精読すべきというか・・・。 ニューヨークの資本家層は、イギリスからアメリカに世界の覇権が移ることに伴い、1890年代から1…
地球温暖化でお馴染みのホッケースティック・グラフではない。不動産株の代表的銘柄、三菱地所の過去14年間の株価チャートだ。バブル懐疑派は、このグラフを見てどう反応するのだろうか。 三菱地所のバブル期の最高値は1987年4月の3520円だったが、今はとっ…
三洋電機が多額粉飾の疑い 朝日新聞が報道 「地球に喜ばれる会社」だったあのガイア(Gaia)企業がガイズ(guise)企業だったってことで。グリーンウォッシュも粉飾の隠れ蓑にされるから困ったものだ。「人類は地球にできた癌」「人類が滅んでも地球は困らない」…
冬がぶり返したらしいが、丹沢・大倉尾根は風もなく、太陽がポカポカ。背中から汗が吹き出る。塔の岳からの下山中、登山道のすぐ近くにニホンカモシカが草を食んでいる。カメラを向けると、顔を上げてこちらを向き、ポーズの姿勢をしてくれた。人が多いので…
田中宇の国際ニュース解説:地球温暖化のエセ科学 南極圏(南氷洋)の氷は1978年から現在までの間に8%増えている。 実は増えている理由は地球温暖化のためなのだ。 田中宇さんのソースはこれで、原文は While sea-ice has diminished in the Arctic since 197…
最近の本のタイトルには実質「不当表示」がはびこっているように思える。広告も食品表示も法で規制され、最近ではテレビ番組にも厳しい批判が加えられているというのに、書籍だけは聖域らしい。 例えば、最近目に付いたもので「医学は科学ではない(404 Blog …
日経平均が終値で1万8000円台回復、2000年5月以来 東証1部の時価総額は576兆円を超えた。当時なかったマザーズを含めれば580兆円を超えた。バブルのピーク1989年末の591兆円に迫る勢いだ。 1989年当時の日本の実質GDPは約440兆円だったから、東証1部の時価総…
都知事選に黒川氏立候補の意思(NHK) 「石原知事とは仲がよく応援してきたが、最近は、批判もあびている。自分が立候補することで石原知事の引退の花道をつくってあげたい」「石原知事が立候補を辞退しない場合には自分が立候補する」 黒川紀章氏が出馬に意欲=都…
池田信夫 blog:経済学は役に立つか 経済学って大したもんじゃない。「憂鬱な科学」という蔑称に示されるように、それは自然科学のまねをしようとしてできない中途半端な学問である。 確かに歴史的にそうだったかもしれないが、今後はそんな憂鬱に浸っていら…
十年一昔と言うけれど、「マル激トーク・オン・ディマンド 西部邁流、保守主義のすすめ」で、宮台真司氏が西部邁氏の言説を大人しく聞いているのを見ると、その感慨と懐かしさを強くする。10年前、宮台氏は西部氏の天敵だったのだから。 10年ほど前のテレビ…
日本航空、松本―札幌線を存続(日経) プロペラ機(74人乗り)を使っている福岡線の運航回数を減らし、札幌線に振り向けることにした。 うーむ。 信州まつもと空港の時刻表見ると、大阪、福岡、札幌にそれぞれ1日1便しかない(゚д゚) しかも、大阪、福岡便は記事…
山形浩生 の「経済のトリセツ」:クイズ:経済学者3人にきいてみました。で、山形さんが大いにはしゃいでおられる。でも、ここまで必死に努力して悪あがきする人も珍しい。 まず山形氏の質問の英語原文を読むと、determineまたはdeterminantという語が7度も使…
山田洋次監督の念願叶う! 『幸福の黄色いハンカチ』ハリウッドでリメイク決定!! 元々のオリジナルはアメリカのTie a Yellow Ribbon 'Round the Ole(Old) Oak Tree(幸せの黄色いリボン)の元になったエッセイで、アメリカでもテレビドラマ化されているから、…
「ドリームガールズ(Dreamgirls)」はシュープリームスをモデルにしたブロードウェーミュージカルの映画化。華やかさと裏腹に黒人差別とビジネス的成功の葛藤が延々と続く悲しくも必死な物語だ。 メンバーで一番歌がうまいエフィー(ジェニファー・ハドソン、…
[サッポロ]白馬の騎士現れれば検討も スティール買収提案 サッポロホールディングスは16日、スティールに対抗する友好的買収者(ホワイトナイト=白馬の騎士)が現れた場合、受け入れる考えがあることを明らかにした。自力経営に強くこだわる姿勢を軟化さ…
2億9000万円、書籍会社や代表取締役など起訴 トラストジャパンは、全国の自治体や自営業の商店などに電話して、同和問題や北方領土関係の本を1冊約5万円で売りつけていた。 このニュース聞いて、思い出した。同じように某団体から実際に1冊5万円なりの本の…
山形浩生 の「経済のトリセツ」:それでも賃金水準は平均的な生産性で決まるんだよ。と言われても、現実はなんでそうじゃないんだろう? 大体、生産性(Productivity)と言っても、色々ある。生産性総合研究センターのサイトを見ると、労働生産性で限れば、 ①物…
6カ国協議:北「臨時中止時に100万トン」…食い違う見解(朝鮮日報) 朝鮮中央通信は同日午後10時、「北京での6カ国協議で、朝鮮の核施設の稼動を臨時中止とすることと関連し、各国は重油100万トンに相当する経済やエネルギーの支援を提供することにした」と報…
山形浩生 の「経済のトリセツ」:生産性の話の基礎 賃金水準は、絶対的な生産性で決まるんじゃない。その社会の平均的な生産性で決まるんだ。 404 Blog Not Found:生産性より消費性 賃金水準は、生産性で決まるんじゃない。社会の消費性で決まるんだ。 そう言…
天下の秀峰、富士山を「天下の秀峰・金時山」から眺める。いやあ、もう春で、直射日光がきつく、登っている間、えらく汗かいてくたびれた。富士も汗かいて霞んでいる。 頂上の山小屋のおばさんいわく「昨日は晴れ渡ってくっきり見えたんだけどねえ」。どうも…
以前、「そもそも京都議定書自体が巨大な抜け穴と言うも愚かな巨大な抜け穴を前提にしている目くらましである」と書いたが、その続編。目くらましは、京都議定書版Tax Havenだけではないのだ。実は京都議定書自体がグローバルな自由貿易の促進のために巧妙に…
週刊現代による朝青龍八百長の報道は法廷の場でガチンコになりそうだけれど、例えば1勝=80万円って割に合うのだろうか。 真剣勝負は4番であとの11番は八百長ということになると、1場所880万円だ。朝青龍は昨年夏場所怪我で休場しているが、その後連続優勝し…
今日は手塚治虫の命日翌日だそうで、「手塚治虫の傑作漫画を映画化した」『どろろ』を観る。手塚治虫が面白いと思ったこと一度もなかったけれど、この映画は色々な意味で面白かった。 全体の雰囲気は中国の時代映画風。妖怪変化が出てくる割には森は少なく、…
世界は先月に引き続き第1位を更新、日本も第4位の高温(気象庁) 意外と低い。日本の場合、+1.44℃と、1月の気温としては1989年(+2.09℃)、1972年(+1.65℃)、2000年(+1.46℃)に次いで、統計を開始した1898年以来、4番目に高い値(第4位)。 最高の1989年1月…
ワシントンポスト、ニューズウィーク合同のブログPostGlobalのディスカッションHow to Stop Global Climate Change?で、コペンハーゲン・ナンセンサスでお馴染みのビョルン・ロンボルグ氏の投稿が国際的に炎上しているようだ。 ロンボルグ氏のGet Your Prior…
Warming tends to reduce land and ocean uptake of atmospheric carbon dioxide, increasing the fraction of anthropogenic emissions that remains in the atmosphere. For the A2 scenario, for example, the climate-carbon cycle feedback increases t…
私が指名していたフィリピン人の女の子は、入管に捕まってしまいました。(Espresso Diary@信州松本:社民党が吼えても歴史は進む) 斉藤さんにはご愁傷様ですと申し上げるしかないけれど、どうもこの世界も政治の力学が働いているような。 こういうエントリー…
柳沢厚労相の続投確認 野党欠席で参院予算委審議入り(朝日) これはチャンスをピンチに変えるという野党の伝統芸継承になりそうで、安倍内閣支持率もこれにて底打ち、再浮上のきっかけを与えた悪寒。 民主党の鳩山由紀夫幹事長は5日朝、両選挙の結果について…
IPCC第四次評価報告書(AR4)のコアは不確かな未来予測よりも現在報告だろう。例えば、Annual fossil carbon dioxide emissions4 increased from an average of 6.4 [6.0 to 6.8] GtC per year in the 1990s, to 7.2 [6.9 to 7.5] GtC per year in 2000–2005 (…
公表されたIPCC 4th Assessment Report:(AR4)Summary for Policymakersを読むのに苦労した。今世紀末(2090-2099)の世界の平均気温はbest estimateベースで1.8-4度上昇すると予測、前回の3rd Assessment(TAR,2001)の2.0-4.5度よりも洗練させて修正したが、拠…