2017-01-01から1年間の記事一覧

北極の海氷面積、史上3位の遅さで1200万km2突破

(参照) 北極の海氷面積が12月21日、1201.6万㎢を記録し、1200万㎢の大台を超えた。これは昨年の12月28日、2010年の12月22日に次ぐ史上3位の遅さだ。史上4位は2012年の12月18日だった。史上5位の遅さで600万km2突破し、さらに「北極の海氷面積、史上3位の遅さ…

11月の海上気温偏差、今年初めて0.6℃割れ

Mean Surface Air Temperature over Ocean Areas Monthly Mean Anomalies with respect to 1951-1980によると、世界の11月の平均海面気温の偏差は0.59℃で、今年に入って初めて0.6℃を割り込んだ。と言っても、わずか0.01℃で割れただけだ。前月比では0.04℃の下…

11月の世界平均気温、過去3年で観測史上1〜3位独占

(参照) NASA:Monthly Mean Surface Temperature Anomaly (C)Land+Oceanによると、2017年11月の世界の平均気温の偏差は0.87℃で、前月、昨年同月ともに0.90℃の記録を下回った。同月比較では、観測史上最高だった一昨年の1.08℃、昨年0.90℃に次いで史上3位。前月…

南極の海氷面積、史上2位の速さで1000万km2割れ

(参照) 南極の海氷面積は12月15日に994.3万km2を付け、1000万㎢割れをした。これは1979年の12月16日をわずか1日早い昨年2016年の12月10日についで観測史上2位のスピード記録だ。 南極の海氷は夏になって急降下しており、この調子だと年末には昨年を追い抜い…

11月のCO2濃度、405ppm突破

CO2earthによると、11月の月ベースCO2濃度(NOAA-ESRLベース)は405.14ppmで前年同月403.53ppmより1.64ppm上回った。上げ幅としては大きくなかったが、8月の405.07ppmを上回った。11月としては初めての405ppm台。 2013年の395.16ppmから4年で10ppm増えたことに…

北極の海氷体積、史上3位の最小状態に

(参照) PIOMAS Arctic Sea Ice Volume Reanalysisによると、北極海のPIOMAS(海氷体積)は11月が過ぎて観測史上3位の小ささを記録した。先月の「北極の海氷体積、史上4位の最小状態継続」からワンランク上がって小さくなったことになる。 1位は2016年、2位は20…

南極の海氷面積、史上2位の速さで1250万km2割れ

(参照) 南極の海氷面積は12月4日に1236.6万km2を付け、1250万㎢割れをした。これは1986年の12月4日とタイになる史上2位の速さだ。昨年2016年の11月28日についで観測史上2位のスピード記録だ。 これで史上1、2位が昨年、今年と2年連続で占めたことになる。15…

北極の海氷面積、史上2位の遅さで1000万km2突破

(参照) 北極の海氷面積が11月26日、1004.8万㎢を記録し、1000万㎢の大台を超えた。これは昨年に次ぐ史上2位の遅さだ。史上5位の遅さで600万km2突破し、さらに「北極の海氷面積、史上3位の遅さで800万km2突破」ているので、さらにさらにペースが遅くなってい…

南極の海氷面積、1か月半ぶりに史上2位の小ささに戻る

(参照) 南極の海氷面積は11月18日に1491.0万km2を付け、1500万㎢割れをした。これは1986年の11月19日を下回り、昨年2016年の11月13日についで観測史上2位の早さだ。 これで史上1、2位が昨年、今年と2年連続で占めたことになる。先月27日段階では「南極の海…

10月の海上気温偏差、10か月連続0.6℃以上

Mean Surface Air Temperature over Ocean Areas Monthly Mean Anomalies with respect to 1951-1980によると、世界の10月の平均海面気温の偏差は0.63℃で、今年に入って1月から10月まで全月で0.6℃以上の記録を維持した。前月比では0.01℃の下降、前年同月比で…

10月の世界平均気温、過去3年で観測史上1〜3位独占

(参照) NASA:Monthly Mean Surface Temperature Anomaly (C)Land+Oceanによると、2017年10月の世界の平均気温の偏差は0.90℃で、今年4月以来の0.90℃台を記録した。同月比較では、観測史上最高だった一昨年の1.08℃に次いで2位。昨年の0.89℃をわずかに上回った…

10月のCO2濃度、9月を上回り再び上昇へ

403.64 ppm monthly mean baseline CO2 for October 2017 at Mauna Loa— Keeling_Curve (@Keeling_curve) 2017年11月10日 Keeling_Curveによると、10月の月ベースCO2濃度は403.64ppmで前年同月401.57ppmより2.07ppm上回った。9月は403.38ppmだったのでわずか…

南極の海氷面積、史上3位の小ささに縮小

(参照) 南極の海氷面積は11月9日に1640.5万km2を付け、2001年同日の1649.8万㎢を下回り、昨年2016年の同日の1566.3万㎢、1986年の1605.3万㎢に次いで観測史上3位の小ささに戻った。 11月になってからの急降下が際立っている。先月27日には「南極の海氷面積、…

北極の海氷体積、史上4位の最小状態継続

(参照) PIOMAS Arctic Sea Ice Volume Reanalysisによると、北極海のPIOMAS(海氷体積)は10月が過ぎて観測史上最小4位の記録を継続している。 1位は2012年、1位とほぼ同じで2位は2016年、3位は2011年、4位2015年と見られるが、今年とほぼ同じと思われる。いず…

北極の海氷面積、史上3位の遅さで800万km2突破

(参照) 北極の海氷面積が10月31日、804.1万㎢を記録し、800万㎢の大台を超えた。これは史上3位タイの遅さだ。史上5位の遅さで600万km2突破しているので、さらにペースが遅くなっている。 史上最も遅かったのは昨年2016年の11月9日、2番目は2012年の11月3日だ…

南極の海氷面積、持ちこたえて史上7位の小ささに

(参照) 南極の最大海氷面積は10月27日に1749.7万km2を付け、1750万㎢割れした。これは1979年以来の観測史上7位の遅さだ。今年の最大海氷面積は観測史上2位の小ささを確定したが、その後、高止まりしており、特にこの数日は1750万㎢ラインのギリギリ上で“粘り…

9月の海上気温偏差、9か月連続0.6℃以上

Mean Surface Air Temperature over Ocean Areas Monthly Mean Anomalies with respect to 1951-1980によると、世界の9月の平均海面気温の偏差は0.64℃で今年に入って1月から9月まで全月で0.6℃以上を記録し続けている。前月比では0.06℃の下降。前年同月比では…

9月の世界平均気温、過去4年で観測史上1〜4位独占

(参照) NASA:Monthly Mean Surface Temperature Anomaly (C)Land+Oceanによると、2017年9月の世界の平均気温の偏差は0.80℃で、観測史上最高だった昨年同月の0.87℃を下回った。それでも2014年、2016年、2015年に次いで観測史上4位の高さだ。観測史上の1〜4位…

南極の最大海氷面積、史上2位の小ささ確定

(参照) 南極の最大海氷面積は10月11日に今年の最高値1803.0万km2を付けた後、下降に転じ、16日現在、1784.0万㎢まで下がり、最高値1803.0万km2が今年の最高値と確定した。これで1800万km2割れした1986年に次いで観測史上2位を確定した。これまでの史上2位、2…

北極の海氷面積、史上5位の遅さで600万km2突破

(参照) 北極の海氷面積が10月12日、603.6万㎢を記録し、600万㎢の大台を超えた。これは史上5番目の遅さだ。 史上最も遅かったのは2007年の10月21日。昨年の2016年はそれに次ぐ10月20日に突破しており、今年はこれらに比べて1週間以上早い。 3番目は2012年の1…

南極の最大海氷面積、ここに来て1800万km2超え

(参照) 「南極の最大海氷面積、31年ぶり1800万km2割れ」と先月書いたら、今月に入って急回復し、10月9日、1802.0万㎢となり、31年ぶりの1800万km2割れは幻に終わった。 北極では例年3月以内にピークを過ぎるが、反対側の南極も通常半年違いの9月がピーク。だ…

人類、CO2濃度300ppm時代から永遠にサヨナラへ

CO2earthによると、9月の月ベースCO2濃度(NOAA-ESRLベース)は403.38ppmで前年同月401.03ppmより2.35ppm上回った。ここ2か月続いた2.8ppm以上の記録からは下回った。 例年9月は年間の季節変動で一番CO2濃度が低くなるが、今年の最低濃度も昨年より2ppm以上上…

北極の海氷体積、史上4〜5位の最小状態で底値に

(参照) PIOMAS Arctic Sea Ice Volume Reanalysisによると、北極海のPIOMAS(海氷体積)は9月が過ぎて観測史上最小3位か4位を記録した。これで、今年の最小値を通過した模様だ。北極海は7月から8月にかけて海水温が上がらなかったのが原因とみられる。 1位は20…

南極の最大海氷面積、31年ぶり1800万km2割れ

(参照) 南極の海氷面積が9月22日、1781.8万㎢となり、観測史上最大値の最小2位をほぼ確定した。これで1986年以来31年ぶりに年間の最大値が1800万㎢未満で終わった。 現在のレベルは目下、昨年の2016年と1986年、2002年と同じぐらいだ。15年に一度くらいの滅…

北極の海氷面積、史上8番目の低さに回復

(参照) 北極の海氷面積が9月20日、474.5万㎢を記録し、今年付けた最小記録、9月13日の463.6万㎢を1週間経過後も上回っており、最小記録は過去8番目に上昇した。よほどの異変がない限り、史上8位の記録は確定したと思われる。 7月、8月と北極の気温が低くなっ…

8月の海上気温偏差、1年ぶり0.7℃台回復

Mean Surface Air Temperature over Ocean Areas Monthly Mean Anomalies with respect to 1951-1980によると、世界の8月の平均海面気温の偏差は0.70℃で昨年8月以来ちょうど1年ぶりに0.7℃台を回復した。前月比では0.02℃の上昇。前年同月比ではマイナス0.01℃…

8月の世界平均気温、観測史上2位の暑さ

(参照) NASA:Monthly Mean Surface Temperature Anomaly (C)Land+Oceanによると、2017年8月の世界の平均気温の偏差は0.85℃で、観測史上最高だった昨年同月の0.99℃を大幅に下回った。それでも観測史上2位の高さだ。昨年が暑すぎてその反動で下押しした程度だ…

8月のCO2濃度、年上げ幅2か月連続3ppm弱に

CO2earthによると、8月の月ベースCO2濃度(NOAA-ESRLベース)は405.07ppmで前年同月402.25ppmより2.82ppm上回った。ほぼ先月7月と同じ上げ幅だ。 昨年は3ppm以上が頻発していたが、これで先月に続き2か月連続前年同月比で2.8ppm以上を記録し、昨年のレベルに近…

南極の最大海氷面積、史上最小1位はギリギリ突破

(参照) 南極の海氷面積が9月12日、1796.5万㎢となり、観測史上最大値の最小を記録した1986年の最大値、1796.3万㎢をギリギリで突破した。これで今年の南極の海氷面積は観測史上暫定2位の最小記録ということになる。 それにしても約30年ぶりの小ささだ。今後…

北極の海氷体積、史上最小状態脱する

(参照) PIOMAS Arctic Sea Ice Volume Reanalysisによると、7月まで観測史上最小状態だった北極海のPIOMAS(海氷体積)は8月が過ぎて観測史上最小値を記録した2012年の折れ線グラフから離脱し、5年ぶりの史上最小値更新の可能性はなくなった。 ただ、2016年と…