2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧
(参照) PIOMAS Arctic Sea Ice Volume Reanalysisによると、北極海のPIOMAS(海氷体積)は9月が過ぎて観測史上最小3位か4位を記録した。これで、今年の最小値を通過した模様だ。北極海は7月から8月にかけて海水温が上がらなかったのが原因とみられる。 1位は20…
(参照) 南極の海氷面積が9月22日、1781.8万㎢となり、観測史上最大値の最小2位をほぼ確定した。これで1986年以来31年ぶりに年間の最大値が1800万㎢未満で終わった。 現在のレベルは目下、昨年の2016年と1986年、2002年と同じぐらいだ。15年に一度くらいの滅…
(参照) 北極の海氷面積が9月20日、474.5万㎢を記録し、今年付けた最小記録、9月13日の463.6万㎢を1週間経過後も上回っており、最小記録は過去8番目に上昇した。よほどの異変がない限り、史上8位の記録は確定したと思われる。 7月、8月と北極の気温が低くなっ…
Mean Surface Air Temperature over Ocean Areas Monthly Mean Anomalies with respect to 1951-1980によると、世界の8月の平均海面気温の偏差は0.70℃で昨年8月以来ちょうど1年ぶりに0.7℃台を回復した。前月比では0.02℃の上昇。前年同月比ではマイナス0.01℃…
(参照) NASA:Monthly Mean Surface Temperature Anomaly (C)Land+Oceanによると、2017年8月の世界の平均気温の偏差は0.85℃で、観測史上最高だった昨年同月の0.99℃を大幅に下回った。それでも観測史上2位の高さだ。昨年が暑すぎてその反動で下押しした程度だ…
CO2earthによると、8月の月ベースCO2濃度(NOAA-ESRLベース)は405.07ppmで前年同月402.25ppmより2.82ppm上回った。ほぼ先月7月と同じ上げ幅だ。 昨年は3ppm以上が頻発していたが、これで先月に続き2か月連続前年同月比で2.8ppm以上を記録し、昨年のレベルに近…
(参照) 南極の海氷面積が9月12日、1796.5万㎢となり、観測史上最大値の最小を記録した1986年の最大値、1796.3万㎢をギリギリで突破した。これで今年の南極の海氷面積は観測史上暫定2位の最小記録ということになる。 それにしても約30年ぶりの小ささだ。今後…
(参照) PIOMAS Arctic Sea Ice Volume Reanalysisによると、7月まで観測史上最小状態だった北極海のPIOMAS(海氷体積)は8月が過ぎて観測史上最小値を記録した2012年の折れ線グラフから離脱し、5年ぶりの史上最小値更新の可能性はなくなった。 ただ、2016年と…