2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「日本は未曾有の国難」なんてナンセンス

東日本大震災+福島第一原発事故で日本は未曾有の国難らしいが、こういう情緒的な誇張表現はある程度致し方ないのかもしれない。けれど、客観的に見れば、ただの大きな災害だ。 貿易収支、4月上旬は赤字=震災響き輸出2割減(47NEWS) 財務省が27日発表した4月…

孫氏の兵法とスーちゃんの遺言

世の中には原発か太陽光発電か、どちらが本命かなどという世にも下らないにわか議論らしきものがあるのだけれど、周りを見渡せば一杯発電源はある。本命かどうかなど覇権争いするのは元よりナンセンスで、要は1%でもまかなえればいいいのだ。何でも使えて1%…

「オレなら手がある」と「私は腹案を持ち合わせている」

鳩山氏が首相に提言 原発で、異例の1時間半会談(産経) 民主党の鳩山由紀夫前首相は20日、首相官邸に菅直人首相を訪ね、東京電力福島第1原発事故の収束策をめぐり約1時間半会談した。鳩山氏が「水による冷却が汚染源になっている。長く続けるのは望ましくない…

復興しないという選択肢

(参照) 復興構想会議、財源に疑問符(ZAKZAK) 被災地の復旧・復興には総額20兆円とも言われる財源が必要となる。その財源をいかにすれば確保できるか、を論議するのがミッションである。 まず、主な東日本大震災の震災地の1970年と震災直前の今年3月1日(一…

原発作業員は平成の神風特攻隊になりかねない

東電、冷却など3分野対策 原発事故対策の工程表(47NEWS) 汚染水と大気・土壌でそれぞれ目標を設定。ステップ1では2号機タービン建屋や立て坑などで見つかっている高濃度汚染水について、集中廃棄物処理施設などに保管して敷地外に流れないようにする。さ…

勝間和代さんの謎の「お詫び」

勝間和代公式ブログ: 私的なことがらを記録しよう!!:Real Japanに「原発事故に関する宣伝責任へのお詫びと、東京電力及び国への公開提案の開示」を掲載しました 具体的には↓なんだけれど、 原発事故に関する宣伝責任へのお詫びと、東京電力及び国への公開提…

缶ビール昼間販売禁止で何とかなる

「石原慎太郎知事、パチンコと自動販売機を槍玉」の続き。自販機規制の条例案提出へ 都議会民主党(東京新聞) 夏場の節電対策として、東京都議会最大会派の民主党は14日、都内にある清涼飲料水の自動販売機の電力使用を制限する条例案を明らかにした。業界…

水の放射能加えれば既にチェルノブイリ並み?

東北地方太平洋沖地震による福島第一原子力発電所の事故・トラブルに対するINES(国際原子力・放射線事象評価尺度)の適用について(原子力安全・保安院) 福島第一原子力発電所の原子炉から大気中への放射性物質の総放出量をまとめたところ、表に示すとおり、IN…

小出裕章氏は「再臨界の疑いが濃厚」と言ってない 

ビデオニュース・ドットコム:福島原発で再臨界の疑いが濃厚に 解説:小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教) 京都大学原子炉実験所の小出裕章助教は、放射濃度の急上昇に加え、原子炉の温度や圧力の急上昇していること、更に塩素が中性子に反応して生まれる…

石原慎太郎知事、パチンコと自動販売機を槍玉

石原氏吠える「朝からパチンコ必要ない」(日刊スポーツ) 東京都知事選で4選を確実にした石原慎太郎氏は10日夜、都内の事務所で報道各社のインタビューで、電力不足状況について「パチンコと自動販売機で合わせて年間1000万キロワット近い電力が消費されてい…

汚染水海洋流出阻止で状況は悪化する

海への流出止まる=高濃度放射能汚染水−徹夜で作業・福島第1原発(時事) 福島第1原発事故で、東京電力は6日朝、2号機取水口付近のコンクリート製立て坑「ピット」の亀裂から海に直接流出していた高濃度の放射能汚染水を止めたと発表した。ピット下の砕石層に…

低濃度より高濃度放射能汚染水を海に捨てるべき

東電、低レベルの放射線汚染水を海に放出へ 法定濃度の100倍(産経) 福島第1原子力発電所の1〜6号機のタービン建屋などに強い放射性物質(放射能)を含む汚染水がたまっている問題で、東京電力は4日、比較的、汚染レベルの低い水がたまっている集中廃棄物…

如何わしい「頑張って消費しよう」キャンペーン進行中

本日朝の別々のテレビ局の情報番組(TBS、テレビ朝日)で示し合せたかのようにコメンテーターが「頑張って消費しないと税収が減り日本経済全体が駄目になる」などと言っていた。 毎日新聞の社説:震災後の景気 消費で日本を支えようでもやっていた。 個人消費…

火事場泥棒的な“復興経済策”

竹中平蔵氏は今朝のテレビ番組でTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)を前提に東日本大震災の農業復興策を提案していた。と言っても、具体案を開陳したわけでもなく、要はこれまでの非効率の農業をやめて効率的で生産性の高い競争力のある農業をということだろう…