石原慎太郎知事、パチンコと自動販売機を槍玉

石原氏吠える「朝からパチンコ必要ない」(日刊スポーツ)

東京都知事選で4選を確実にした石原慎太郎氏は10日夜、都内の事務所で報道各社のインタビューで、電力不足状況について「パチンコと自動販売機で合わせて年間1000万キロワット近い電力が消費されている。これは福島原発での発電と同じくらいの電力。こんな国は日本以外にない。こういう生活様式は改めたほうがいい。パチンコに朝から行く必要はない。自販機がなくても生きていける」と持論を展開した。

少し補足すれば、パチンコは昔のように指で弾く環境に優しいパチンコがいいという。いっそゲーセンも昔懐かしい手動式のビリヤードゲームの類ががいいのかも。まあ、モバゲーの時代だし。
自動販売機については全面賛成。少なくとも都会では必要ないだろう。自動販売機で言うのなら、煙草の自動販売機も禁止でいいだろう。taspo なんて変なシステム開発するより、自動販売機そのものを撤廃しておくべきだった。都内で禁煙ゾーンばかり作ってもそのゾーンでも売る方はやりたい放題。供給はするが吸う場所はなくせ、なんて企業に遠慮しているだけだろう。
明日の株式市場では清涼飲料、自動販売機、パチンコ関連銘柄が暴落するかも。
石原知事は「こんなに自動販売機が氾濫している国はない」とも言っていたが、世界に例を見ないようなものは街中が広告だらけで、しかも毎日のように広告が刻一刻すげ替えられているのも日本だけかもしれない。マンションの郵便受けに山のようにチラシが入れられる国も日本だけだろう。スーパーから単独店舗までやたらポイントカード作っているのも日本だけだろう。ポイントカードたまったら500円券や1000円券の発券機をわざわざ置いているのも日本だけかもしれない。こんなにポイントカード作るならキャッシュの方が管理しやすく便利だ。
一見、これらは節電と関係ないかもしれないが、当然関係ある。膨大な紙の無駄、輸送費の無駄。広告を照明する直接的な電力以上に、それらは放射能のように衝動買いなどを誘発するから計算不能なぐらいエネルギーを消費している。
パチンコは指でチューリップにする。慣れれば結構楽しい。
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