2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧
Mean Surface Air Temperature over Ocean Areas Monthly Mean Anomalies with respect to 1951-1980によると、世界の5月の平均海面気温の偏差は0.60℃で、昨年10月以来、8か月ぶりに0.6℃台を回復した。 特に南極圏が異常に高い。(グラフ) 一方、Mean Surface…
(参照) NASA:Monthly Mean Surface Temperature Anomaly (C)Land+Oceanによると、2018年5月の世界の平均気温の偏差は0.82℃で、前年同月の0.88℃よりさらに低下した。4月としては2017年、2016年、2014年に次いで観測史上4位の低さだ。この3か月間、2016年から2…
(参照) 南極の海氷面積は6月14日に1253.8万㎢を付け、節目の1250万㎢を突破した。1979年以来、史上9位の遅さに後退した。先月初めは史上3位だったのでこの一月余りで逆に急速に回復したことになる。 今年は一時観測史上最小水準だったが2月下旬以降、持ち直…
(参照) PIOMAS Arctic Sea Ice Volume Reanalysisによると、北極海のPIOMAS(海氷体積)は2018年5月段階で更に回復し、観測史上最小5位に後退した。 5月段階では、1位2017年、2位2016年、3位2011年、4位2012年に次ぐ。いずれにせよワースト5は全て2010年代だ。…
CO2earthによると、4月の月ベースCO2濃度(NOAA-ESRLベース)は411.15ppmで前年同月の409.65ppmより1.50ppm上回った。月別で411ppm台になったのは初めて。ただ上昇幅自体は一頃の2ppm以上だった時期に比べてやや小さくなった。今春には412ppm台になっても不思…
(参照) 北極の海氷面積が6月3日、1142.8万㎢となり、2016年の史上最小ペースに向かって急降下しているようだ。これまでは史上3位の2015年と競争状態だったが、ここに来て下離れしてきた。 昨年同日の1185.8万㎢に比べると、約40万㎢減少したことになる。最小…