2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

北極の海氷面積、再び史上2位レベルで減少中

ADSによると、北極海の海氷面積は8月28日、443.23万km2で、ここに来て融解が加速、2012年についで観測史上2番目のスピードで450万㎢を割り込んでいる。450万㎢割れは観測史上5回目で、いずれも2007年以降に記録されている。 500万㎢割れは9回だったので一段…

北極の海氷面積、史上3位で500万km2割れ

ADSによると、北極海の海氷面積は8月19日、497.89万km2で、2012年、2007年についで観測史上3番目のスピードで500万㎢を割り込んだ。500万㎢割れは観測史上9回目で、いずれも2007年以降に記録されている。つまり、この10年で9度記録したことになる。 8月5日時…

7月の海面気温偏差、33カ月連続前年同月上回る

Mean Surface Air Temperature over Ocean Areas Monthly Mean Anomalies with respect to 1951-1980によると、世界の7月の平均海面気温の偏差は0.72℃で、13か月連続0.7℃以上を記録した。2013年11月から33カ月連続前年同月比を上回っている。 前年同月比では…

7月の世界平均気温、10か月連続観測史上最高更新

(参照)NASA:Monthly Mean Surface Temperature Anomaly (C)Land+Oceanによると、2016年7月の世界の平均気温は偏差0.82℃で、前年同期の0.73℃を上回り、10か月連続過去最高記録を更新した。これで12か月の過去最高記録は全て2014年以降に更新されたことになる…

グリーンランドの氷床融解が今夏加速

(参照) Greenland Ice Sheet Todayによると、グリーンランドの氷床の融解は今夏は顕著で、2012年の大融解以来の大きさになっているようだ。今夏、ほとんどは平均(1981−2010)を上回っている。これまで4度大きなスパイク(急上昇)を経験しているが、8月に入っ…

北極海の海氷体積史上4位レベルに後退

(参照) PIOMAS August 2016によると、北極海のPIOMAS(海氷体積)は先月まで観測史上3位状態で推移していたが、2016年8月になって史上4位レベルに後退した模様。2012年、2011年、2010年に次いで小さくなっている。 7月の北極海は比較的涼しかったようで、6月に…

7月のCO2濃度、6か月連続前年比3ppm上昇、1998年と並ぶ

CO2earthによると、7月の月ベースCO2濃度(NOAA-ESRLベース)は404.39ppmで、前年同月401.31ppmに比べ3.08ppm上昇した。これで2月から6か月連続で前年同月比上昇幅が3ppmを超えた。同じようにエルニーニョ現象の影響が大きかった1998年に6か月連続3ppm以上を記…

北極の海氷面積、史上3位で600万km2割れ

ADSによると、北極海の海氷面積は8月5日、596.21万km2で、2012年、2007年についで観測史上3番目のスピードで600万㎢を割り込んだ。 先月7月段階では史上2位、それ以前は史上最速だったのを考慮すると、フリーフォールの可能性は低まったといえる。 ただ、今…