2017-01-01から1年間の記事一覧

北極の海氷面積、史上8回目の500万km2割れ

(参照) 北極の海氷面積が8月27日、498.3万㎢を記録し、500万㎢の大台を割った。過去4番目の早さだ。 500万㎢割れは2007年、2008年、2010年、2011年、2012年、2015年、2016年に続き観測史上8度目。過去11年で8度目となり、直近では3年連続だ。もう、このレベ…

南極の海氷面積、史上3位の遅さで1750万㎡突破

(参照) 南極の海氷面積が8月24日、1752.1万㎢となり、1986年、2002年に次いで観測史上3位の遅さで1750万㎢を突破した。 当初は突破できないとも見られたが、ここに来て回復した。今後は年間の最大値が1986年以来の1800万㎢未満になるかどうか。 「7月の北極…

7月の北極の海氷、気温低下で下げ渋り

北極海の海氷がここに来て下げ渋っている。一時は2012年以来の最小記録を更新しそうな勢いだったが、7月22日現在、524.2万㎢で、2012年、2007年、2016年、2011年に次いで史上5位に後退した。今年の記録更新はなさそうだ。 7月の北極の気温が予想外に低いため…

7月のCO2濃度、年上げ幅3ppmに近づく

CO2earthによると、7月の月ベースCO2濃度(NOAA-ESRLベース)は407.25ppmで前年同月404.39ppmより2.86ppm上回り、3ppmに近づいた。今年1月に記録した3.61ppmに次いでの高さだ。 昨年は3ppm以上が頻発していたが、これで先月の2.03ppmに続き2か月連続前年同月比…

7月の陸上気温偏差、急回復で再び1.0℃台乗せ

Mean Surface Air Temperature over Ocean Areas Monthly Mean Anomalies with respect to 1951-1980によると、世界の7月の平均海面気温の偏差は0.68℃で7か月連続0.6℃台を記録した。つまり年初から0.6℃台を維持している。前月比では0.03℃の上昇。前年同月比…

7月の世界平均気温、10か月ぶり観測史上最高

(参照) NASA:Monthly Mean Surface Temperature Anomaly (C)Land+Oceanによると、2017年7月の世界の平均気温の偏差は0.83℃で、昨年同月の0.82℃をわずかに上回り、7月としては観測史上最高を記録した。 月別で観測史上最高を記録したのは昨年9月以来10か月ぶ…

北極の海氷面積、600万km2割れも史上3位の早さ

(参照) 北極の海氷面積が8月9日、598.1万㎢を記録し、600万㎢の大台を割った。今回は700万㎢割れに続いて2012年、2007年に次いで史上3位の早さだ。史上最小を記録した2012年はこの時期からさらに角度を付けて下降しているが、今年は同じことが起きるか、はた…

南極の海氷面積、エンスト気味

(参照) 南極の海氷面積が8月5日、1647.5万㎢となったが、今年最高となった1650.3万㎢を記録した8月2日に比べて3日間下押ししている。目下、同日比で1986年に次いで低い値に戻った。 毎年のピークは9月なのでこのまま8月2日がピークになるとは考えられないが…

北極の海氷体積、5年ぶり史上最小状態

(参照) PIOMAS Arctic Sea Ice Volume Reanalysisによると、北極海のPIOMAS(海氷体積)は7月が過ぎても観測史上最小値を記録した2012年と“デッドヒート”状態が続いている。 例年、年間最小値を記録するのは9月。2012年の場合、8月に一段低い突込みがあったが…

北極の海氷面積、700万km2割れは史上3番目の早さ

(参照) 北極の海氷面積が7月29日、697.7万㎢を記録し、700万㎢の大台を割った。800万㎢割れは史上4番目の早さだったが、今回は史上3番目の早さに加速した。上位4位は全て2010年代になってからの記録だが最速6位まで全て2010年代だ。 今後はさらに下振れして…

南極の海氷面積、史上最も遅い1500万km2突破

(参照) 南極の海氷面積が7月18日、1506.8万㎢となり、1500万㎢を突破した。1986年に記録した7月16日を2日分追い抜いて史上最も遅いペースになった。「北極の海氷面積、史上4番目に早い800万km2割れ」と南北両極で海氷面積がこの時期で最小水準となっている。…

北極の海氷面積、史上4番目に早い800万km2割れ

(参照) 北極の海氷面積が7月16日、798.6万㎢を記録し、800万㎢の大台を割った。2011年、2012年の7月14日、2016年の7月15日に次いで史上4番目の早さ。上位4位は全て2010年代になってからの記録だ。特に2016年、2017年と2年連続上位4位に入っている。これは100…

6月の陸上気温偏差、1年ぶり1.0℃台割れ

Mean Surface Air Temperature over Ocean Areas Monthly Mean Anomalies with respect to 1951-1980によると、世界の6月の平均海面気温の偏差は0.64℃で5か月連続0.6℃台を記録した。前月比では0.02℃の下降。前年同月比ではマイナス0.06℃だった。 一方、Mean …

6月の世界平均気温、一転して急落

(参照) NASA:Monthly Mean Surface Temperature Anomaly (C)Land+Oceanによると、2017年6月の世界の平均気温は偏差0.69℃で、2014年11月の0.68以来、約2年半ぶりに0.7℃を割り込んだ。それでも6月としては2016年の0.79℃、1998年、2015年の0.78℃についで観測史…

6月のCO2濃度、年上げ幅3か月ぶり2ppm以上

CO2earthによると、6月の月ベースCO2濃度(NOAA-ESRLベース)は408.84ppmで先月の409.62ppmを下回った。例年5月が年間最大値を記録するので想定内だが409ppmを下回ったのは3月以来3か月ぶり。 前年同月406.81ppmより2.03ppm上回った。前月比で2ppm以上を記録し…

北極の海氷体積、史上最小状態のまま真夏へ

(参照) PIOMAS Arctic Sea Ice Volume Reanalysisによると、北極海のPIOMAS(海氷体積)は6月が過ぎても依然として史上最小値街道を続行中だ。もう8か月間ずっと史上最小状態だ。 この時期は折れ線グラフが割と混み合う時期で錯綜しやすいが、目下、“ライバル”…

北極の海氷面積、史上4番目に早い1000万km2割れ

(参照) 北極の海氷面積が6月27日、995.5万㎢を記録し、1000万㎢の大台を割った。2016年の6月24日、2010年の6月25日、2012年の6月26日に次いで史上4番目の早さ。 上位4位は全て2010年代に記録している。しかも、6月24日から27日まで1日ずつ綺麗に並んでしまっ…

南極の海氷面積、再び史上最低の遅いペースで1300万km2突破

(参照) 南極の海氷面積が6月24日、1302.2万㎢となり、1300万㎢を突破した。2002年に記録した6月23日を一日分追い抜いて史上最も遅いペースになった。 南極の海氷面積が史上最小ペースになるのは今年4月10日ごろ以来で2か月半ぶりだ。一度史上最小から脱して…

南極の海氷面積、史上2位の遅いペースで1250万km2突破

(参照) 南極の海氷面積が6月18日、1252.0万㎢となり、1250万㎢を突破した。2002年に記録した6月20日に次いで2日早いだけの観測史上2番目の遅さだった。1986年も18日に突破しているので史上2位タイだ。 南極の海氷面積は年ごとに乱高下が激しいが、それにして…

5月の陸上気温偏差、11か月連続1.0℃台の新記録

Mean Surface Air Temperature over Ocean Areas Monthly Mean Anomalies with respect to 1951-1980によると、世界の5月の平均海面気温の偏差は0.66℃で4か月連続0.6℃台を記録した。前月比では0.02℃の下降。前年同月比ではマイナス0.04℃だった。 一方、Mean …

5月の世界平均気温、月ベース過去最高に迫る

(参照) NASA:Monthly Mean Surface Temperature Anomaly (C)Land+Oceanによると、2017年5月の世界の平均気温は偏差0.88℃で、5月としては前年同月の0.93℃に次いで観測史上2位を記録した。 前月比では変わらず、結果、相対的に最高値に接近した。今年に入って…

5月のCO2濃度、2日月連続で史上最高更新409.62ppm

CO2earthによると、5月の月ベースCO2濃度(NOAA-ESRLベース)は409.62ppmで先月の409.01ppmをさらに上回り月別過去最高記録を2か月連続で更新した。例年、月ベースの年間最高値は5月か6月なので来月は月ベースでも410ppm台を示現することになるかもしれない。 …

北極の海氷体積、正直に最小状態続行

(参照) PIOMAS Arctic Sea Ice Volume Reanalysisによると、北極海のPIOMAS(海氷体積)は5月が過ぎて下降局面入りし、依然として最小値街道を驀進中だ。昨年11月からほとんど独走的に最小状態だ。 気象のボラティリティが激しい海氷面積では、目下、史上最小…

南極の海氷面積、30年ぶりの遅いペースで1000万km2突破

(参照) 南極の海氷面積が5月28日、1007.4万㎢となり、1000万㎢を突破した。年初からずっと観測史上最少状態が続いていたが、4月に入って、ほとんど例外的と言えるほど海氷の回復ペースが遅かった1980年の記録をようやく上回り、今は1980年と1986年のペースと…

4月の海上気温、4か月連続上昇

Mean Surface Air Temperature over Ocean Areas Monthly Mean Anomalies with respect to 1951-1980によると、世界の4月の平均海面気温の偏差は0.68℃で3か月連続0.6℃台を記録した。前月比では0.04℃上昇、これで4か月連続上昇した。前年同月比ではマイナス0.…

4月の世界平均気温月ベースで過去2位継続

(参照) NASA:Monthly Mean Surface Temperature Anomaly (C)Land+Oceanによると、2017年4月の世界の平均気温は偏差0.88℃で、4月としては前年同月の1.06℃に次いで観測史上2位を記録した。前月比では0.23℃下降した。偏差が1℃未満になったのは3か月ぶり。 今年…

4月のCO2濃度、月ベースで史上最高409ppm台

CO2earthによると、4月の月ベースCO2濃度(NOAA-ESRLベース)は409.01ppmで、昨年5月の月別過去最高407.70ppmを大幅に上回り史上最高記録を更新した。例年、月ベースの年間最高値は5月か6月なので来月は月ベースでも410ppm台を示現することになるだろう。 ただ…

南極の海氷面積、史上2番目の遅さで750万km2突破

(参照) 南極の海氷面積が5月6日、758.7万㎢となり、750万㎢を突破した。年初からずっと観測史上最少状態が続いていたが、4月に入って、ほとんど例外的と言えるほど海氷の回復ペースが遅かった1980年の記録をようやく上回り、同年5月8日の記録に次いで史上2位…

北極の海氷体積の年間最大値、昨年より1割以上縮小

(参照) PIOMAS Arctic Sea Ice Volume Reanalysisによると、北極海のPIOMAS(海氷体積)は4月が過ぎて何とか2万㎦に達した模様だが、これまでの年間最大記録を大幅に下回って今年のピークを過ぎた模様だ。これまでの年間最大値の史上最小値だった昨年でも23万…

CO2濃度人類史上最高の412ppm

🏆🏆🏆 412.63 ppm #CO2 on April 26, 2017 | First day in human history with a reading >412 at Mauna Loa! #NOAA data via https://t.co/PTTkLiy4Xs pic.twitter.com/4Wsn1fssSN— CO2 earth (@CO2_earth) 2017年4月27日 2017年4月26日に412.63ppmを記録。4月18…