北極の海氷体積、正直に最小状態続行
(参照)
PIOMAS Arctic Sea Ice Volume Reanalysisによると、北極海のPIOMAS(海氷体積)は5月が過ぎて下降局面入りし、依然として最小値街道を驀進中だ。昨年11月からほとんど独走的に最小状態だ。
気象のボラティリティが激しい海氷面積では、目下、史上最小水準ではないが、体積ベースでは歴然として史上最小を状態が継続している。もうエルニーニョ現象の影響を考慮しなくてもこの状態だ。むしろ、今秋辺り、さらに新たなエルニーニョ現象が懸念されているほどだ。そうなると今後は明らかにフェーズ・チェンジになる可能性がある。地球温暖化の9割は海洋が吸収するとされているから海氷体積は正直だ。と言うか自然は正直なので懐疑論など通用しない。
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