「同和団体」と銀行

2億9000万円、書籍会社や代表取締役など起訴 トラストジャパンは、全国の自治体や自営業の商店などに電話して、同和問題北方領土関係の本を1冊約5万円で売りつけていた。
このニュース聞いて、思い出した。同じように某団体から実際に1冊5万円なりの本の代金を支払ったAさんからの話。
数年前、Aさんは同和団体と称する人から「百年史」なるものの本の購入代金5万円の振込用紙を持って都市銀行窓口に出した。すると、窓口の女性は振込用紙をしげしげと眺め、「あ、こ、これは振込手数料必要ございません」
「なぜ?」
「ええ、いや・・・」
「なぜなのか分からないと納得出来ない性質なもので」
「・・・・ちょっとお待ちください」と奥へ行った。
程なく、支店の上司が出て来て、「ちょっと奥の部屋でご説明申し上げたいのですが」
Aさんが部屋に入ると、茶菓子付きでコーヒーが出た。
上司「私どもは、社会貢献として協力させているものでございまして」
「社会貢献? これがなぜ社会貢献になるの?」
「ええ、まあ、少しでもよりよい社会になるために些少でございますが、手数料はいただいていないのです」
結局、Aさんは茶菓子とコーヒー飲んで聞くだけ聞いて帰った。「どうも、しつこく問い質したから自分もその種の人と勘違いされたのかな」。
実はその後、官庁で待ちぼうけ食わされていた申請が、その本を買った後、すぐに降りてスムーズに行ったという。本を勧誘した人の名詞を差し出しただけで「霊験あらたかだった」という。5万円の元は取れたという。
今もこうなのだろうか。
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