日本的ウェーバーの法則

livedoor ニュース:ジダン選手の頭突きで「なぜ？」と衝撃の仏国民＝本人は2-3日中に説明へ　別に謎めいたことは何もない。反撃すべき時に反撃しただけ。引退試合も何も関係ない。日本じゃないんだから。
ジ・ダン頭ミサイルの威力は凄まじい。一発で相手をKOしたんだから。
スケールが全然違うけれど、もし中田英寿がふて寝じゃなく、ロナウジーニョにでも頭突きかまして退場していたら、その後の成り行きで「折角の現役最後の試合を汚した」「A級戦犯」などなど散々たたかれていたろう。
小泉首相「理由はどうあれ、暴行はいけませんねぇ。青少年の手本になるべき立場の人が」と他人事のコメントをしていたろう。
しかし、シラク大統領「あなたはサッカーの巨匠」と大絶賛。
あちらでは、「正当な反撃」と判断されたなら暴力も勇気の表れと賞賛される。あの頭突きはフランスの誇りを守ったと。「大切な引退試合」なんて関係ない。
ノドンだのテポドンだの撃たれて、口だけパクパクしている日本政府とは偉い違いだ。広告代理店にだけ現役引退を知らせて、わざとらしいふて寝を決め込み、「自分探し」なんて恥ずかし過ぎること書いている「日本のエース」とは偉い違いだ。
リアル英雄と作り物の英雄の違い。

敵地攻撃能力の保持は当然、ミサイル問題で防衛長官　「まず与党の中で議論し、コンセンサスをつくる必要がある。こういう事態が起きたからといって拙速にやるべきではない」　額賀さんに限らず安倍晋三次期○○も「まず党において議論いただくこともあるかもしれない」と述べている。相変わらず暢気だねえ。
ずれまくっていて幾星霜、この期に及んでまだずれまくっている。これが日本的ウェーバーの法則とでも言うべきなのか。そのココロは「ここまで来たのだから、ここまで発言しても刺激は限定的」ということだ。だけど、向こう(北朝鮮)の出方に応じて、刺激域を調整しているのだから、当然、後手後手になる。これは「まだ大丈夫」と言っている人と同じパターンだ。
もう60年間同じパターンでやってきていい加減嫌にならないのだろうか。折角のジョンイル・レッスンを全く学んでいない。模範解答をジョンイル氏自ら「9基の大陸間弾道ミサイル」持てと教えられているというのに。
結局「外交カード」という言葉も日本では言霊信仰になってしまい、「外交カード」という言葉そのものが信仰の対象になってしまう。
最低13年遅い。何でこんなになっちゃったの?　答は極めてシンプル。憲法九条。←これも言霊信仰だから救いようがないのだけれども。
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