亀田ファンド

livedoor ニュース:興毅 バッシングの嵐に闘拳流反論 この亀田興毅の会見、何かに似ていると思ったら村上ファンドの、逮捕前の村上世彰氏の会見だった。これって要するにスポーツの投機化だ。
「私が金儲けしすぎたから世間から嫌われている」と村上氏は言った。亀田ファミリーならさしずめ「視聴率集めすぎたから世間から嫌われている」とでも言うのだろうか。
「聞いたと言われれば、聞いちゃったんですよね」は「ダウンしたと言われれば、倒れちゃったんですよね」なんて態度だった。
セレブランド資本主義とスポーツが合体するとこうなってしまうという絵に描いたような図式を亀田家の人々は見せてくれた。
あの亀田式トレーニングってテレビカメラに合うように考えられている(大山倍達の「空手バカ一代」の猿真似風だが)し、メンチ切りもみなテレビカメラ向きだ。
元祖を辿れば、格が違いすぎるが、モハメド・アリなのだろうけれど、アリは1人で差別と戦うために1人で自己演出したが、亀田ファミリーの場合、一体何と戦うためにやったのだろう。恐らく何らかの劣等感、屈辱感との戦いがあったのだろうけれど、アリがマスコミをコントロールしたのに対し、亀田家はマスコミをコントロールしているつもりでも、実際はコントロールされていたし、その演出は安っぽ過ぎた。
亀田ファミリーは操り人形であることがアリとの決定的、本質的違いだ。その点、むしろ、中田英寿のプロデュースに近いだろう。
平均視聴率42%というのは、投機のようなもので、視聴率を上げるためにインサイダー取引も粉飾も何でもアリだったということだろう。TBSの放映時間の無意味な引き延ばし工作は決算発表前に出来るだけ株価を吊り上げる株価操作の疑いがある。
要は売り抜ければいいのだ。長期的視点なんてないから短期ボロ儲け、後のことは知らん、それでもってテレビ局は動いている。
物言う株主」と「吼えまくるだけのボクサー」。それを利用する側のエスタブリッシュな人々と、乗せられた人々。本当によく似ている。
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